敏感肌の方は、季節の変わり目や体調に左右されやすいです。そのため、今まで平気だった化粧品が突然使えなくなるということもありますよね。
筆者も敏感肌なので、ゆらぎ肌や体調によって肌の調子が変わりやすいです。
ここでは、コスメコンシェルジュで、ヘアメイクのプロでもあり、さらに敏感肌でもある筆者が、敏感肌向けのスキンケアのコツをご紹介します。
筆者の場合は普段のメイクがナチュラルなのでクレンジングは肌に摩擦による負担をかけすぎないW洗顔不要のジェルクレンジングを使用しています。
ポイントで濃いメイクをしている時は無理してジェルで落とそうとせず、濃いメイクのところだけオイルを使うようにしています。
やり方はオイルを含ませたコットンをしばらく置いてメイク汚れとオイルを馴染ませてから拭き取れば、肌に与える摩擦による負担が少なく拭き取ることができます。
部分クレンジングを済ませた後はジェルを顔につけて優しく撫でるようにくるくる馴染ませると肌の摩擦を防いでメイクを落とすことができます。
また、洗顔する時の湯温にも気を遣っています。湯温は高すぎると肌の潤い成分まで洗い流してしまうので、32~35℃の少し冷たいくらいのぬるま湯で洗うようにしています。
私の場合、入浴中にメイク落としをすると体と同じ湯温で洗いたくなるので、帰宅後すぐに洗うようにしています。
メイクの汚れは時間が経つと酸化して肌に良くない状態になります。そのため、敏感肌の方ほど、帰宅後すぐにクレンジングして肌を清潔にすることが大切です。
ここでは、敏感肌の筆者も実践しているマッサージ法をご紹介します。
鎖骨周りは老廃物を流す場所があるので、顔のマッサージに入る前に、まず鎖骨を2〜3回さすります。
手の平をグーの状態にしたら、矢印方向に鎖骨をさすります。
この時に強くやりすぎてしまうと摩擦で肌を傷つけてしまいますので、痛気持ちいいくらいの強さまでに留めるようにしましょう。
手の平はそのままグーの状態のまま、矢印方向にゆっくりスライドしていきます。
この時も強すぎないように力加減に気をつけて1〜2回行います。
滑りが悪い時は、スキンケア(乳液またはクリーム)を足すようにしましょう。
イラストの赤い丸部分をプッシュしながら、上から下に向かってツボ押ししていきます。
3秒くらい押したら、ゆっくり矢印の方にスライドし、また赤い丸の部分で3秒押して、を繰り返していきます。
この時も痛気持ちいいくらいの強さまでに留めておきましょう。
顎先から耳の下、顎先から耳の真ん中、顎先からこめかみにかけて3回にわたり手の平でマッサージしていきます。
この時に反時計周りに動かすと、逆に皮膚がたるむような動かし方になるので、皮膚を引き上げるように動かすのがポイントです。
慣れてきたら、添付画像の(1)の時は最後に耳下をプッシュ、(2)の時は耳の真ん中をプッシュ、(3)の時はこめかみを押すようにしましょう。
このマッサージは1〜2回繰り返します。
仕上げにもう一度、顔まわりのツボ、首から肩にかけて老廃物を流すように優しくさすってあげます。
顔に溜まった老廃物を流すのでくすみやむくみ改善に効果があります。
筆者の場合は、食べ過ぎで次の日顔がパンパンになっている時や寝不足で肌全体がくすんでいる時に必ずやるようにしています。
筆者は、朝は食事を摂らず、野菜も夜しか食べないので、食事の時に一緒にとれるサプリや野菜ジュースを飲むようにしています。
特に便秘気味だと肌の調子が悪くなるので、青汁を1日に1回飲んで腸内環境を整えるようにしています。
また、毎日水をこまめに摂るようにしています。2リットル飲もうと思うと頑張らないといけませんが、コーヒーやジュースを飲んだ後、口直しで水を摂るようにしたら飲めるようになりました。
水をたくさん摂ることで血中濃度が下がり、疲れが取れやすくなったり老廃物が尿として出てくれるようになるので、肌の調子も良くなります。
筆者の場合、花粉症が和らいでくれるので体質改善の意味でも習慣にしています。
筆者がしている生活スタイルは「鎖骨を元の位置に戻すストレッチをすること」です。
モデルの鎖骨を見ると形が横になっているのですが、この形がVやハの字になると肩周りの血の巡りが悪くなり、肌に必要な栄養分が顔にうまく行き渡らなくなります。
筆者の場合、鎖骨がVの字になりやすいので鏡を見ながら肩や鎖骨周りのストレッチをするようにしています。
具体的には顎を下げて胸で呼吸しながら肩を後ろにゆっくり回すと、肩が正常な位置にきやすく、鎖骨も元に戻りやすいです。
最初は鏡を見ながら意識しないとできないので、鎖骨がVやハの字になっている方は朝と夜の何分かだけストレッチをしてあげると鎖骨が元の位置にくるようになります。
敏感肌の方は、スキンケアはもちろん、体の中の老廃物を流すマッサージやストレッチ、食事などを取り入れることで、肌の調子は変わります。
今回紹介した内容は、生活の中に少し足すだけで体質改善できるものをご紹介しました。
毎日続けることが大切ですので、ライフスタイルに合わせて取り入れたいものですね。