肌の水分量は生まれた時からだんだん減っていきます。一方、皮脂量は、20代から30代前半くらいまでは増えますが、40代を過ぎると減っていくとされています。
40代を過ぎると、皮脂も水分も減っていきます。今後、何もしなければ、砂漠肌の一途をたどるのみです。
肌の乾燥を防ぐために、わたしが普段行っている乾燥肌対策とおすすめアイテムを紹介します。
スキンケアは化粧水+乳液の基本ケアが中心です。ただし、1年中同じケアではなく、季節に合わせて、衣替えするように、スキンケアの方法もかえています。
春は、肌がゆらぎやすいので、なるべく使いやすいスキンケアアイテムを選びます。春は、これまで問題なく使っていた化粧品が合わないと感じるケースが多い時期。
アルコールフリーで香料なども入っていない、シンプルな作りになっているものを選んで使います。
不純物を取り除いたワセリンを配合しているシリーズ。アルコール(エチルアルコール)フリーで無着色・無香料。肌荒れを防ぐ有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合されており、ゆらいでいる肌を整えてくれます。
価格 | 容量 |
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935円(税込) | 12日間トライアルキット |
夏は、減っているとはいえ、汗や皮脂が気になる季節です。
一見、夏はうるおっているようにも感じますが、実は、紫外線やエアコンなどで乾燥しているので、保湿ケアは欠かせません。
乾燥肌の場合、毛穴の汚れを落とすケアをやりすぎるとより乾燥をまねくこともあります。週に2回程度、
顔全体ではなく、小鼻周辺とあごのざらつきが気になる部分のみケアを行います。ロゼットゴマージュ 角質つるつるこするジェルは、「乳酸、リンゴ酸、クエン酸」などのフルーツ酸で汚れを落とすタイプです。
フローラル系のさわやかな香りつき。ジェルタイプなので、使い心地もさっぱり。ベタつき感もすっきりします。
価格 | 容量 |
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437円(税込) | 120g |
秋は、乾燥を感じはじめる時期です。わたしは、秋頃になると、目元がかさつきはじめます。アイクリームをスキンケアにプラスします。
お風呂上がりに、高保湿タイプのシートマスクやパックも使います。
フェイシャルトリートメントなどを行うエステサロン考案のシートマスクです。米由来の成分を中心に、保湿成分がたっぷりと配合されています。
シートは厚手でオーガニックコットン100%使用。ナチュラルなアロマのさっぱりとした香りがお風呂上がりの顔をやさしく包みます。
価格 | 容量 |
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1,944円(税込) | 30枚 |
冬は、目元だけでなく、顔全体の乾燥が気になる時期。オイル入りの美容液なども活用し、こまめにケアを行います。
オイルインでありながら、ベタつかずさらっとした使用感が魅力的です。オイルがカプセル化されていて、使う直前に溶け合い、肌になじむように作られています。
ロクシタンならではの贅沢な香りにも癒やされます。夜の丁寧なケアで、朝のメイク時間も時短できます。
価格 | 容量 |
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8,800円(税込) | 30ml |
そもそも、なぜ肌は乾燥するのでしょうか。
肌は、角質層の水分を保つ「細胞間脂質」、角質層の細胞内で水分を引き寄せる「天然保湿因子」、肌の表面で水分の蒸発を防ぐ「皮脂膜」の3つの肌を守る機能によってうるおいが保たれています。
これら3つが減ってしまうと、肌は乾燥した状態になるとされています。
ですから、これらの3つをバランスよく補えるような化粧品を選び、乾燥対策を行います。
化粧水や乳液には、様々な保湿成分が含まれています。一般的に、乾燥肌には、保湿成分がたっぷり配合された化粧品がよいとされています。実は、保湿成分と一口に言っても、それぞれ役割があります。
これら3種類がバランスよく含まれていて、お肌に合うものがおすすめです。
水分を引き寄せる「アミノ酸」、水分を保つ「ヒアルロン酸」水分の蒸発を防ぐ「スクワラン」が配合されており、保湿美容液と保湿乳液をセットで使うことで、3種類の役割を持つ成分でケアが完了するように作られています。
商品名にあるように、特にアミノ酸に着目してつくられており、11種類ものアミノ酸が配合されています。化粧水も乳液もとても濃厚で、満足度の高いうるおい感が得られます。
価格 | 容量 |
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オープン価格 | 約10日分 |
基本的に、「肌がつっぱる」という現象は、お肌に合わないサインです。
ほかにも、化粧品を使って、赤み、かゆみ、腫れ、ほてり、ピリピリ感などが出た場合は、無理に使い続けず、使用を中止し、医師に相談しましょう。
肌の乾燥を防ぐために、生活で気をつけていることは、洗顔とお風呂です。
洗顔やお風呂の後は、水分がついていてうるおいを感じますが、洗顔、お風呂から出て、タオルで拭いている間に、肌はどんどん乾燥します。
洗顔あるいは入浴後から、30分~40分経過した頃には、洗顔前、入浴前よりも肌は乾燥すると言われています。
洗顔や入浴後に、肌が乾燥する主な理由は、必要な肌の油分(皮脂)が奪われ、角質層のうるおい成分が出てしまうからです。
ミスト化粧水などを用意しておいて、洗顔後、入浴後にすぐ保湿ができるようにしましょう。
こまめにケアができるスプレータイプのオイルイン化粧水。2層に分かれているので、よく振って液を混ぜて使用します。オイルがナノカプセル化されていて、角質層まで届くように作られています。
髪にも使えるため、お風呂上がりに、スキンケアのついでにヘアケアもできて一石二鳥。肌も髪もツヤツヤになります。
価格 | 容量 |
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6,600円(税込) | 98ml |
洗顔後や入浴後、なるべくはやく保湿ケアを行うと同時に、肌をなるべく乾燥させない洗顔や入浴が必要です。
熱いお湯を使うと乾燥しやすくなるので、ぬるま湯を使います。
洗顔料はしっかりと泡立てて、摩擦を与えないようにやさしく洗います。また、タオルドライのさいも、肌をこすって拭かないように注意します。
長湯をすると、手がシワシワになりますが、これは、角質層が水を含んだ状態になっているからだとされています。
肌を整える機能が低下しているため、肌の水分を保っている成分が出てしまい、乾燥をまねきます。
私の場合は、入浴によって肌が乾燥しないように、オイル成分が配合された入浴剤を入れています。
また、お風呂で泡パックすることで、お風呂上がりの急速な乾燥を和らげるインバスケアアイテム「専科 パーフェクト ホイップマスク」なども販売されています。上手く取り入れて、乾燥を防ぎましょう。
肌だけでなく、体内の水分が失われることでも、お肌の乾燥をまねくと言われているため、入浴後に、水を飲むようにしていますよ。
肌の乾燥やかさつきにおすすめの栄養素は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ヒアルロン酸Naなどです。
にんじんに多く含まれる栄養素です。だいたい、にんじん4分の3本で1日分のビタミンAの必要量を満たします。
わたしは、ビタミンA,C,Eなどが含まれている青汁を毎朝、飲んでいます。
ただし、青汁にはあまりヒアルロン酸は含まれていないので、ヒアルロン酸に関しては、ゼリーやグミ、ドリンクなどで時々、取るようにしています。
入浴後だけでなく、水を飲むクセをつけるとよいとされています。喉が渇いていなくても、積極的に摂取しましょう。
1度に飲んでも上手く体に補給できないため、朝おきた時、10時頃、15時頃、3度の食事、入浴の前後、寝る前、など、こまめな水分補給が効果的です。
ジムやスポーツで汗をかいた時は、さらに水分が必要になります。