夜にメイクを落とすということは、一日中肌を覆っていたメイクをオフして皮膚を清潔にするということです。
そしてスキンケアで肌を整えてから寝ることで、肌の休息時間となります。
このメイク落とし&スキンケアをしないまま寝てしまうと、翌朝の肌状態は恐ろしいことに…!
とはいえ、何かと忙しい私たち現代女性は、メイクを落とさないまま寝てしまうことだってありますよね。
メイクを落とさずにいると、メイク汚れや皮脂が酸化して肌はダメージを受けるだけでなく、毛穴の黒ずみ、詰まり、シワ、くすみ、など多くの肌トラブルを引き起こす原因となってしまいます。
メイクをしたまま寝てしまったら、翌朝は丁寧なリセット&スキンケアが大切です。
超乾燥肌の私が、メイクをしたまま寝てしまった翌日のレスキュー方法 乾燥肌編をご紹介します。
メイクを落とさずに寝てしまった翌朝の洗顔はいつもの同じ方法で良いのでしょうか?
メイクしたまま寝てしまった肌は、ダメージを受け、乾燥した状態なのでいつもよりも洗顔に気を付けなければなりません。
翌朝の洗顔のポイントについてまとめご紹介します。
メイクしたまま寝てしまった翌朝、まずしなくてはいけないことは丁寧なクレンジングです。
ポイントメイクは専用リムーバーで落とし、いつも使っているクレンジングの量の2倍程度を使いメイクを落としていきます。
優しく丁寧に、かつ「短時間」で行うのがポイント。
マッサージをしながらクレンジングをした方が良いと思われがちですが、つい力が入ってゴシゴシこすってしまい肌への刺激が強くなりすぎてしまったり、クレンジングに配合されている界面活性剤で肌が乾燥したりしてしまいます。
メイクをしたまま寝てしまった肌は通常時よりもダメージを受けやすくなっているので、メイクだけを落とすことを考えて、クレンジングの時間は短めにしましょう。
クレンジングはできればW洗顔不要のものを選んでみてください。
最後のすすぎは、人肌よりも少しぬるい温度のお湯で、優しく丁寧に行います。
乳化したクレンジング料をしっかり落とすため、顔全体→顔上半分→顔下半分と3パーツに分けてすすいでいくとすすぎ残ししにくくなります。
私は各パーツ30回すすいでいます。
前述した通り、メイクをしたまま寝てしまった翌朝の肌はダメージを受け乾燥している状態ですので、選ぶべきクレンジングはクリームタイプ、ミルクタイプ、バームタイプです。
油性成分を多く含んでいて、その油分でメイクを浮かせる分、肌への刺激になりやすい界面活性剤の量が少なくて済むので肌が乾燥しにくくなります。
美容液成分を89%も配合し高い保湿力のあるミルクタイプなのに、落としにくいファンデーションなどもスッキリオフしてくれるクレンジング力の高さを両立しています。
ダメージを受け乾燥している肌に対して、うるおいをキープしながらさっと短時間でメイクをオフしてくれるので、レスキューアイテムに最適です。
オイルタイプやジェルタイプのクレンジングは界面活性剤が多く配合されているので、レスキューアイテムとしてあまりおすすめできません。
拭き取り系のクレンジングシートは、どうしても疲れている時には便利ですが、肌への刺激が強いので普段使いするのはNGです。
もうメイクを落とす元気もない…そんな時の奥の手として使いましょう。
クレンジングが終わったら水分を軽く拭き取り、美容オイルをなじませます。
オイルは肌が濡れている方が角層まで浸透しやすいので、水分を全て拭ききらないようにしてください。
なじませ終わったら、次は蒸しタオルを使います。
※温めたタオルはとても熱くなっていることもあるので、肌に乗せる時は温度を確認してから!
ここでサッと使えるようにするため、クレンジングをする前に作り出しておくとスムーズです。
メイクしたまま寝てしまった肌は乾燥&こわばり・ごわつき状態なので、スキンケアの前に蒸しタオルを当てるとスチーム効果で保湿され肌がほぐれていきます。
温熱効果で毛穴が開くので、美容オイルがより一層なじみやすくなり肌をふっくらと整えます。
もちろんこの後のスキンケアのなじみも良くなります。
蒸しタオルは30秒〜1分ほどで温度が下がるので、2・3本用意しておくのもおすすめです。
少し手間に感じてしまいますが、この蒸しタオルを使うのと使わないのでは大きな違いが出てくるので、出来れば取り入れてみてください。
蒸しタオルで肌をほぐした後は角層への浸透が良くなっている状態なので、基本的にはいつものスキンケアでOK!
ただ、やはり乾燥しているのでシートマスクも活用してみましょう。
まず化粧水を2〜3回に分けて肌になじませ水分補給をした後に、シートマスクをつけていきます。
シートマスクはヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、ビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体などが配合されている濃厚保湿系なら肌にうるおいを与えて、乾燥による小じわや毛穴を気にならなくさせてくれます。
規定の時間通りにシートマスクを外したら、乳液・クリーム・オイルなどでスキンケアの蓋をして終わりです。
そしてその日のメイクは石鹸オフやお湯オフできるコスメを使うなどを軽く使用して、肌への負担を少なくしましょう。
お出かけの予定がないなら、日焼け止め+パウダー、お出かけの予定があるなら日焼け止め+石鹸オフファンデーション+お湯オフマスカラなど軽いメイクにしましょう。夜のクレンジングがささっと終わるので、負担を軽減できます。
出来れば毎日メイクを落としてから寝たいけれど、疲れや眠気に勝てない時だってあります!
朝起きた時、罪悪感に悩んでしまう前に素早い&適切なレスキューケアを行って、1日かけてお肌をいたわるようにして過ごし肌の調子を整えるようにしてみてください。
時間に余裕のある朝なら、湯船に浸かって半身浴するのもひとつの手段です。
体をしっかり温めて、気分をリフレッシュしましょう。