美肌になるためには、美容成分のたっぷり入った美容液や高級マスクを使用する等、スペシャルケアをすることだけがすべてではありません。
スキンケアで大切なのは、継続です。毎日、朝晩スキンケアするとしたら、私たちは1年で730回もスキンケアしていることになります。
高いスペシャルケアに頼るだけでなく、毎日のスキンケアで出来ることから始めましょう。
30代コスメコンシェルジュ筆者が実際にやっている、頑張らなくても毎日できること、そして、あまりお金のかからない美肌テクニックをご紹介します。
まずは、今日からすぐできる美肌テクニックです。
スキンケアは肌につける順番が大事なのです。なぜなら、顔のパーツによって、皮膚の薄さや皮脂分泌量は全然違うからです。
そのことをふまえてスキンケアをするクセをつけましょう。
クレンジングや洗顔で落とすべきなのは、メイクや汚れ、汗、皮脂、古い角質などです。
これらの汚れはしっかり落としたいけれど、肌に必要な成分まで洗い流したくないですよね。
汚れが残ってべたついても、洗いすぎて乾燥してもいけません。
そのためには、クレンジング料や洗顔料を肌につける順番に気をつけましょう。
クレンジング料や洗顔料は、皮脂量の多いTゾーン(額から鼻)からつけると良いです。
その後、Uゾーン(頬、あご)→Oゾーン(目元、口元)と洗い進めると、洗顔後のべたつきや、乾燥によるつっぱりが軽減されて、美肌に近づきますよ。
クレンジングや洗顔と反対で、保湿は、顔の乾燥するパーツから始めると良いです。
顔の中で、もっとも乾燥するパーツは、目元や口元のOゾーンです。
特に目元は、非常に皮膚が薄く、皮脂腺や汗腺がほとんどないため、乾燥しやすいです。
化粧水、乳液、クリームなどはすべて、目元から始める癖をつけましょう。
この時、指の腹で優しく押さえるようにすると、肌への負担が少なくなります。
その後は、Uゾーン(頬、あご)→Tゾーン(額から鼻)へ、手のひら全体で温めるようにしてつけていきましょう。
クレンジング料や洗顔料、そして、保湿料も、つける順番を手が覚えてしまえば、自転車をこぐように、何も考えなくても勝手にできるようになります。
つける順番を守るのか、守らないかだけでも、長年の積み重ねでお肌の状態はかわってくると思いますよ。
夏場は、口酸っぱく言われるUVケア。しかし、本来は、1年中UVケアは必要なのです。
肌への影響が問題とされる紫外線には2種類あります。
UV-Aを防ぐレベルはPA指数の+の数で表され、UV-Bを防ぐレベルはSPF指数の数字の大きさで表されます。
数字が大きくなり、+が多くなるほど日焼け止め効果は高くなりますが、肌への負担も大きくなる傾向があります。散歩や買い物程度の日常生活であれば、SPF20/PA++くらいが目安となります。
UV-Bは、夏の7~8月がピークで、冬場はその量が減りますが、UV-Aは、4~9月まで強い時期が長く、冬場であっても、その量は、半分ほどにしか減りません。
UV-Aは、紫外線の約95%を占めており、知らず知らずのうちに真皮に影響を及ぼし、しわやたるみの原因になっていきます。
そう言われると、1年中、UVケアをする必要性を感じませんか?
1年中、UVケアするには、毎朝「UV乳液」を使うようにすると良いです。
価格 | 容量or使用回数 |
---|---|
オープン価格 | 30ml |
キュレルUVミルクは、SPF30/PA++なので、UV-BとUV-Aの両方をカバーすることができるので、年間を通して使いやすいです。
さらっとなじんで、べたつかず、夏場も使いやすいし、つけた後は、しっとりもするので、乾燥する冬場にも使えます。
乾燥性敏感肌を考えた優しい処方で、セラミドケアもしてくれるので、外部刺激で肌荒れしにくい潤い肌へと整えてくれます。
秋になったら、日焼け止めはもういいかとやめるのではなく、年間を通して是非、使って見てください。
最後は、もっとも簡単な方法です。
美肌になるには、ヨーグルトを食べることです。「美肌は腸から」と言われるほど、美肌と腸内環境には関りがあります。
腸内細菌のバランスが整えば、栄養素が吸収されやすくなり、皮膚細胞にも栄養が回ってきて、順調に新しい皮膚が作れるということになります。
腸内環境を整えてくれる身近な食品がヨーグルトです。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌が、腸の内の善玉菌を増やして、腸内環境を整えてくれます。
ヨーグルトを毎日の食生活に取り入れることも、立派な美肌テクニックです。
ちなみに、ヨーグルトを長時間放っておくと、表面に浮いてくる水分は、乳清(ホエイ)と呼ばれ、乳酸、ビタミン、ミネラルなど大変高い栄養分を含んでいるため、捨てずに一緒に食べるようにするとなお良いですよ。
毎日行うスキンケアの中で、簡単にできる美肌テクニックを継続していくと、スペシャルケアを頑張らなくても、美肌になることはできます。
重要なのは、スキンケアの基礎知識を知ることです。
お顔のパーツによる水分量や油分の違い、1年の紫外線の照射量を知り、知識に基づいたスキンケアをしましょう。
また、ヨーグルトを食べ、腸内環境を整えることで、内側からも美肌を作ることが出来ますよ。是非、毎日のスキンケアや食生活に取り入れてみてくださいね。