プチプラ化粧品メーカーの中でも、人気のちふれ。スキンケアからメイク用品まで数々の取り扱いがありますが、SNSで話題になっている商品の1つが化粧下地です。
しかし、ちふれの化粧下地には3種類あり、どれを選んだらいいのか分からない人も多いはず。
そこで、ちふれの3種類の化粧下地を様々な観点から比較し、どれが一番優秀なのかを検証してみました。
ちふれの化粧下地は3種類あります。
自分の好みの仕上がり・使用感・肌質によって、適したタイプを選べるのでユーザーのニーズに応えていると言えます。
また、どれもちふれならではのプチプラが嬉しいアイテムなのに加え、ドラッグストアなどの身近な店舗で手に入るため、気軽に購入することができます。
この3種類の中で、一番優秀なのはどの化粧下地なのかという点に加え、それぞれどのような人におすすめの化粧下地なのかも併せてご紹介していきます。
価格 | 容量/タイプ |
---|---|
770円(税込) | 30ml/リキッド |
UVカット | 色展開 |
SPF34・PA+++ | 1色 |
ちふれの化粧下地で唯一のミルクタイプ。皮脂をおさえてくれるのが特徴で、ウォータープルーフタイプなので汗をかいても大丈夫。
ちふれの化粧下地の中で一番紫外線防止効果の数値が高い商品です。
価格 | 容量/タイプ |
---|---|
770円(税込) | 30g/クリーム |
UVカット | 色展開 |
SPF19・PA++ | 2色(ピンク・グリーン) |
ちふれの化粧下地の中でも、トーンアップ効果で肌を明るく見せられる※アイテム。
毛穴やくすみを隠すにはおすすめの化粧下地です。
クリームタイプなのでミルクタイプよりも保湿成分が多く、紫外線をカットしつつ乾燥を防ぎます。
ピンクはブルーベースの肌を生き生きと見せ、グリーンは肌の赤みをカバーし透明感をアップ※してくれます。
※メーキャップ効果による
価格 | 容量/タイプ |
---|---|
生産終了 | 35g/クリーム |
UVカット | 色展開 |
― | 1色 |
ちふれの化粧下地の中で一番安い商品です。値段はなんと300円!他のプチプラの化粧下地と比べても破格です。
ピンク&グリーンのメーキャップベースクリームとの違いはUVカット機能があるかないか。よって、UVカット機能のあるファンデーションと組み合わせるのが良いです。
ホワイトベースのクリームなので、肌に色がつくのが嫌な人にもおすすめです。
メーキャップベースクリームは、安い上に韓国コスメで人気のウユクリームに似ていると口コミでも人気です。
ちふれの化粧下地で共通して言えることは、なんと言ってもコスパが良いこと。
そして、プチプラの化粧下地で乾燥したという人も多いのですが、ちふれの化粧下地は意外にも保湿できるという点で口コミでは評価されていました。
3種類のアイテムごとにおすすめな人を挙げるなら、口コミを見る限り、次のようなことが言えます。
メーキャップベースミルクUV→紫外線防止効果の高さを求める方におすすめ
メーキャップベースクリームUV→自分の肌色に合わせてトーンアップ※したい方におすすめ
メーキャップベースクリーム→保湿効果の高さを求める方におすすめ
自分に合うちふれの化粧下地を見つけるための参考にしてください。
※メーキャップ効果による
ちふれの化粧下地のテクスチャーや、肌に塗った時の色合い、べたつきはどうなのか。Re:cosme編集部が実際に使ってみた様子をレビューします!
メーキャップベースミルクUVは、ミルクなので広がりやすく、水っぽいテクスチャーです。
メーキャップベースクリームUVは、ミルクよりは少し固めのテクスチャーですが、固すぎずするっと伸ばしやすいです。
少しのプッシュでかなり大量のクリームが出るので最初は使い始めに注意が必要です。
メーキャップベースクリームは真っ白のクリームで、メーキャップベースクリームUVよりも固いテクスチャでした。
オロナインやニベアのハンドクリームに近い固さのクリームです。
ちふれの化粧下地をRe:cosme編集部スタッフの腕に実際に塗って、それぞれの色合いとべたつきを調査しました。
写真左から、メーキャップベースミルクUV、メーキャップベースクリームUV(ピンク)、メーキャップベースクリームです。
メーキャップベースミルクUVはすっと伸びて、自然な肌の色合いに。
サラサラした仕上がりで不快感はありません。
ピンクのメーキャップベースクリームUVは、かなり色がついてしまいました。
自然な仕上がりにするためには、肌にしっかり馴染ませないと色ムラができてしまいます。
肌にしっかり馴染ませたあとは、ほんのりトーンアップ※。透明感のある美白肌※を作りたい人にはおすすめです。
※メーキャップ効果による
写真では白浮きしてしまっていますが、それは量が多かったためだと考えられます。
ホワイトベースのメーキャップベースクリームは、色づきこそピンクのものより薄いものの、ベタつきがかなりあります。
Re:cosme編集部スタッフとしては、正直このベタつくクリームの上からファンデーションを塗るのは避けたいと感じてしまいました。
ただ保湿力でいうとホワイトベースのメーキャップベースクリームがダントツで評価できます。
今回自然な色づきでテカリが少なかったのは、メーキャップベースミルクUV!
ベタつきも少なく、色も肌色で肌にしっかり馴染んでくれるのでベースメイク初心者にも使いやすい1本です。
日焼け止めとしての数値も一番高く、普段使いにぴったりの化粧下地だといえます。
ということで、Re:cosme編集部がおすすめするちふれの化粧下地はメーキャップベースミルクUVという結果になりました。
ちふれの化粧下地にはどんな成分が含まれているのかが気になる方へ。ちふれの化粧下地の配合成分について調査し、分かりやすくまとめてみました。
メーキャップベースミルクUV | メーキャップベースクリームUV | メーキャップベースクリーム | |
---|---|---|---|
UVカット | SPF34・PA+++ | SPF19・PA++ | ― |
紫外線防止成分 | メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(紫外線吸収剤) | 酸化亜鉛(紫外線散乱剤) | ― |
主な保湿成分 | ヒアルロン酸 | ヒアルロン酸・トレハロース | PG |
アレルギー反応を起こす人がまれにいる紫外線吸収剤。メーキャップベースクリームUVには紫外線吸収剤が含まれていないため、紫外線吸収剤でアレルギーを起こしたことのある方にも向いています。
ちふれの3つの化粧下地は香料を使用していません。
しかし、無香料と言っても原料そのものの匂いがする場合があるので全く匂いが無いというわけではありません。
ちふれの化粧下地についてよくある質問をQ&A方式でまとめました。
手軽さを求めるなら断然BBクリーム
化粧下地とBBクリームはそもそも用途が違いますが、手軽さを求めるのであればちふれのBBクリームがおすすめ。
プチプラですが、色のバリエーションも多くて、自分の肌の色にあった商品を選ぶことができます。
ただ、ちふれのBBクリームはカバー力が弱めなので、カバー力を求めるのであれば、化粧下地+ファンデーションを使ってあげると良いですね。
敏感肌でも使えるとは言い切れない
ちふれの化粧下地は値段が安いので肌荒れしないか少々不安が残りますよね。
ちふれの化粧品全般が安い値段なのは、パッケージのシンプルさと広告を使わないことを徹底しているため。
安いからと決して悪い成分を使っているわけではないのですが、防腐剤や乳化剤など添加物が含まれているのが気になるところ。
敏感肌の方に限らず、顔に塗る前に、二の腕の内側でパッチテストを行うことをおすすめします。
化粧崩れしたくないなら化粧下地を別で使用するのが良いです
ちふれから販売されているオールインワンジェル「うるおいジェル」はスキンケアと化粧下地の役割があります。
一緒に使えたらとても手軽ですが、化粧崩れを気にするのであれば、化粧下地を別で使うようにしましょう。
オールインワンジェルはあくまでも化粧下地を簡素化したもの。化粧下地として使うのは避ける方が綺麗な肌をつくれます。
ちふれの化粧下地は使う人の好みや肌質によって3種類の中から自由に選べるのがメリット。
Re:cosme編集部のおすすめはメーキャップベースミルクUVですが、他の2つも魅力があるので捨てがたいです。
メーキャップベースクリームUVは紫外線吸収剤不使用なのに加え肌色をコントロール※できるのが嬉しいところ。
メーキャップベースクリームは保湿効果が高いので、乾燥を防ぎたい方に向いています。
自分に合うちふれの化粧下地を、この記事を参考にして見つけてみてくださいね。
※メーキャップ効果による