普段行っているベーシックなスキンケア、それにプラスして行うスペシャルケアの中に「収れん化粧水」というアイテムがあります。
個人的に収れん化粧水は肌をひきしめる効果が期待できるので、皮脂分泌が過剰になりやすい夏向きのものだと思っていました。しかし、季節を問わず毎日使える2通りの使い方があったのです!
そこで収れん化粧水である明色のスキンコンディショナーを使い、収れん化粧水の2通りの使い方を試してみました!
正直、それほど皮脂が気にならない乾燥混合肌に収れん化粧水は必要なのかどうか、2通りの使い方をしてみて感じたことなどをレポートしていきます!
ピンクのボトルにバラのイラストという、可愛いものが好きな女性が思わず手に取ってしまうパッケージの明色スキンコンディショナー。
一見、見た目は化粧品を使う上で関係ないと思われがちですが、使っていてテンションが高まる可愛さや、持ってみた感触などは「官能評価」といって化粧品を使う上で大切なポイントのひとつなのです。
収れん化粧水は皮脂分泌を抑え、肌をキュッとひきしめるためスキンケアの一番最後に使う方法と、その後のスキンケアの効果を高めるためにプレ化粧水として洗顔後すぐに使う2通りの使い方があります。
明色スキンコンディショナーのパッケージにも、肌をひきしめるという文字のほかにプレ化粧水にも、というコピーが書かれています。
肌悩みの中で乾燥が一番気になる私が「皮脂が多いな。」と感じるのは、気温が高い時期だけです。それ以外の時に肌をひきしめたいと感じることはほぼなく、収れん化粧水は必要ないと思っていたのですが、プレ化粧水としてであれば年中通して使えるので、乾燥混合肌も取り入れやすいと感じました。
スキンコンディショナーは無色透明のシャバシャバとしたテクスチャーで、手のひらに出すとほんのりローズのいい香りがします。
明色のオーガニックローズシリーズでもあるスキンコンディショナーは、リラックス効果があるというバラの香りが特徴の1つです。やさしい香りはブルガリア産のダマスクローズによるものとのことで、良い香りに包まれて気持ちよくスキンケアができます。
また、肌になじませる前にスースーとした清涼感が感じられました。これは、水の次に「エタノール」の配合量が多いからだと考えられます。
ちなみにローズの香りは長時間続くことはなく、スキンケアを終えた10分後くらいには全く匂いがしなくなっていました。
はじめに洗顔後すぐにプレ化粧水として使ってみました。
濃厚なスキンケア以外はコットンを使うようにしているので、スキンコンディショナーもコットンで使用しました。
写真のように500円硬貨ほどの大きさを出して、肌に押し込むように優しくなじませたところ塗布してすぐにピリピリとした感覚がありました。
「もしかしたら清涼感かもしれないので、時間が経てばおさまるかも!?」と思ったため、少し待ってみましたが残念ながらおさまらず肌が赤くなってきてしまったためぬるま湯で洗い流しました。
洗い流したところ赤みとピリピリした感覚がなくなったため、いつものスキンケアで仕上げました。
次に洗顔後、化粧水・美容液・乳液・クリームと一通りのスキンケアを終えたところで、ひきしめ効果を期待し使ってみることに。
同じく500円硬貨ほどの大きさをコットンに出し、軽くパッティングするようになじませます。ピリピリした感覚が気になったため、肌全体に行き渡らせるというよりは、ゴワつきを取るようなイメージに変えてみました。
はじめよりは気にならなくなりましたが、乾燥が気になる部分はわずかにヒリヒリする感覚が…。しかし、気にしている小鼻まわりのゴワつきは刺激を感じずにスッキリとしたので、塗布する部分やタイミングを変えると上手に取り入れられると感じました。
一通りスキンケアを終えた後だったので、ヒリヒリする部分だけにクリームを重ねづけしたところおさまりました。(個人差があります)
明色スキンコンディショナーを、プレ化粧水としての使い方と肌をひきしめる収れん化粧水としての使い方両方を試してみて感じたメリットとデメリットはこちらです。
スキンコンディショナーの魅力は皮脂過剰になりやすい部分に使うことで、さっぱりとした感触が実感でき、余分な皮脂やゴワつきを取り除いてくれることです。
しかし、もともと乾燥が気になる私は洗顔後すぐに使っても、一通りのスキンケアを終えてから使ってもピリピリしてしまいました。
保湿効果が期待できるハトムギエキスも配合されていますが、残念ながらしっとりする感覚はありませんでした。
アラサー混合肌の私が余分な皮脂によるゴワつきがとても気になるのは、気温が高い時期だけなので、暑くなってきた頃に気になる部分だけさっぱりさせたい時に使うのがちょうどいいと感じました。
収れん化粧水に期待できる効果のひとつである皮脂やテカリを抑え、肌をひきしめるというのが、やはりスキンコンディショナーの大きな特徴です。
また、洗顔後の肌はアルカリ性に傾きがちですが、もともとの肌の性質である弱酸性に戻しバランスを整えてくれる働きがあります。
そして、保湿効果のある「ハトムギエキス」が配合されているため、引き締めるだけではなく肌が潤う効果も期待できるので「肌を引き締めるだけでなく、しっとりさせたい!」という人向けといえるでしょう。
液状のスキンケアとしては珍しく女性の手に収まるサイズ感で重さもそれほどありません。例えていうなら小さいペットボトルのドリンクほどです。ドラッグストアをはじめ身近な店舗で取り扱いがあるので、手に入りやすい収れん化粧水です。
楽天市場やAmazonでも手に入りますが、送料がかかってしまうため近くの店舗で購入することをおすすめします。
スキンコンディショナーはパッケージをひと目見て分かる通り、まさに「ひきしめ」がメインのスッキリする収れん化粧水です。
ボトルから出すと強すぎないローズの香りがフワッとして、ちょうどスキンケアをしている間くらい持続するのでリラックスできました。
しかし、乾燥混合肌の私はプレ化粧水として使っても、ひきしめとしてスキンケアの最後に使ってもピリピリとした刺激を感じてしまって、塗布する箇所が限られてしまい使い方にコツが必要でした。
このように、残念ながら使えるタイミングが少なかったため、敢えて取り入れなくても良いかな…というのが正直な感想です。