乾燥肌は、日中の肌のかさつきやうるおい不足によるメイク崩れが起こりやすい肌質です。乾燥肌のベースメイクを美しく仕上げるには、保湿力が高く肌のうるおいをキープできる化粧下地がおすすめです。
乾燥肌におすすめの化粧下地と、上手な選び方や使い方のポイントを紹介します。
乾燥肌の方が美しくベースメイクを仕上げるためには、肌にうるおいを与えてやわらかくし、キメを整える必要があります。
肌が乾燥すると、せっかくのメイクがくすんでしまったり、時間の経過とともにシワや毛穴も目立ってきます。乾燥によるベースメイクの悩みを防ぐためには、以下の3つのポイントを抑えた化粧下地がおすすめです。
保湿成分が含まれている化粧下地は、肌にうるおいを与えて化粧のりや化粧持ちを良くしてくれます。
肌の乾燥は、ファンデーションのひび割れや浮き、逆に皮膚の保護作用による皮脂の過剰分泌などの原因になります。肌をしっとりと整えてうるおいをキープする以下のような保湿成分が配合された化粧下地を選びましょう。
保湿力を重視するのであれば、「テカらない」「皮脂崩れしない」と謳われた化粧下地は避けるのがベターです。
皮脂を吸着するパウダーなどが配合されていることが多く余分な油分や水分を吸収する効果があるため、肌質によっては乾燥してしまうことがあります。
肌の乾燥は、見た目のキメの粗さや粉吹きなど見た目の印象にもつながります。
肌に塗ったときに自然なツヤが出て、なめらかに仕上がる化粧下地がおすすめです。
特に肌の質感が均一に整い、見た目のパサつきをおさえて水分量の多いうるおった肌に見えるものを選びましょう。
保湿重視の方は、伸びが良くしっとりとしたテクスチャーの化粧下地がおすすめです。
さらさらしたテクスチャーの化粧下地には、シリコーンオイルが高配合されているものもあり、乾燥肌の方は肌がつっぱることもあります。
やわらかなテクスチャーの化粧下地は「モイスチャー」「高保湿」などとパッケージに書いてあることが多いので目安にしてみましょう。
乾燥肌の方は、皮脂の分泌が少ないため、水分が蒸発しないように化粧下地にも油分などの保湿成分が入っているものを選ぶことが大切です。
Re:cosme編集部がおすすめする乾燥肌向けの化粧下地を紹介します。
価格 | 容量 |
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1,980円(税込) | 35g |
UVカット | 色展開 |
SPF50+・PA++++ | 1色 |
UV化粧下地と乳液がひとつになったおしろいミルクは、乾燥肌に必要な保湿成分でもあるヒアルロン酸Naや、水溶性コラーゲンを配合。
特に乾燥しやすい方は、朝の乳液の後に重ねて、よりうるおいを逃さないようにする効果があります。
SPF値が高いのに、単体使用であればクレンジングではなく洗顔料で落とすことが可能です。
また、テカりや毛穴を自然にカバーするおしろい効果も。乾燥肌に見えないようなツヤを感じたい方におすすめです。
価格 | 容量 |
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2,860円(税込) | 25g |
UVカット | 色展開 |
SPF30・PA+++ | 1色 |
ドラマティックライティングベースは、水溶性コラーゲンやヒアルロン酸Na配合(保湿成分)。
うるおい重視の化粧下地で、肌とファンデーションをマグネットのように接着し、ふんわりとしたテクスチャで肌をみずみずしく包みます。
くすみや色ムラも綺麗にカバーしつつ、化粧のりともちもアップ!水分が低下することで生じる乾燥くすみが気になる方に最適です。
価格 | 容量 |
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3,080円(税込) | 35ml |
UVカット | 色展開 |
SPF30・PA++++ (T) SPF50+・PA++++ (T+) |
各1色 |
エリクシールシュペリエルのデーケアレボリューション T・T+はエイジングケア※ができる珍しい朝用UV乳液で、紫外線防止指数が異なる2種類が発売されています。
水溶性コラーゲンが配合されているので、美容液マスクをまとったようなうるおいをキープします。
年齢を重ねると気になる、目や口周りの乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済みで、エイジングケア※も可能な化粧下地。
30代以降の女性におすすめです。
※年齢に応じたお手入れ
価格 | 容量 |
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3,608円(税込) | 20g |
UVカット | 色展開 |
SPF31・PA+++ | 1色 |
肌のバリア機能にかかせないセラミドと、ヒアルロン酸Naやスフィンゴ脂質が配合されているモイストリッチベース。
乾燥している肌と真剣に向き合った贅沢な化粧下地で、肌の凹凸にピタッと密着し、ストレッチ効果があるので化粧崩れも防ぎます。
ゴールドパールが配合されているため、乾燥肌にありがちな肌のくすみも感じさせません。どんな化粧下地を使っても乾燥してきたという方におすすめです。
プチプラでも保湿力の高い乾燥肌向けの化粧下地を紹介します。
価格 | 容量 |
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1,100円(税込) | 35g |
フルメークウォッシャブルベースはベースの上から重ねたメイクをお湯で落とすことができる化粧下地です。
メイク落としを使わなくてもポイントメイク・ファンデーションがお湯で落とせるので、肌への負担を減らしつつ、1日中きれいなメイクをキープしてくれます。
肌にうるおいを与える保湿成分、ヒアルロン酸配合で肌の乾燥を予防。
すーっと肌に馴染む優しい塗り心地で、唇にも使用できます。
価格 | 容量 |
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990円(税込) | 30ml |
UVカット | 色展開 |
SPF27・PA++ | 1色 |
無香料、無鉱物油、パラべンフリー、アルコールフリー、紫外線吸収剤フリーの無印高保湿ベース。
肌を保護するホホバ種子油、シア脂、アンズ核油が配合されているので、皮脂膜の代わりをサポート。
やわらかめのテクスチャですがベタつきを感じさせません。リキッドファンデーションとも相性がいいプチプラな化粧下地。
手軽なので、緊急時の乾燥対策下地としてもおすすめできます。
価格 | 容量 |
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1,100円(税込) | 30g |
つけた瞬間から肌が明るく見え、透明感を増す※化粧下地です。
ラベンダーカラーが透明感※をプラスし、毛穴を目立ちにくくしてくれます。
テカリ・化粧崩れを長時間防いで、サラサラな仕上りが続きます。
コラーゲン・ヒアルロン酸・スクワラン・モモの葉エキスといった保湿成分を配合しているので、肌のうるおいとみずみずしさをキープできます。
※メーキャップ効果によるもの
仕上がりや成分にこだわるなら、デパコスもおすすめです。デパコスの中でも保湿力が高く、乾燥肌に向いている化粧下地を紹介します。
価格 | 容量 |
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3,850円(税込) | 30ml |
UVカット | 色展開 |
SPF15・PA+(01、02番のみ) | 3色(01番、02番、03番) |
20代前後で感じ始める乾燥には、ヒアルロン酸Naや加水分解ヒアルロン酸が配合されているポール&ジョーの化粧下地がおすすめ。
みずみずしい使用感と、シャンパンゴールドのパールで贅沢に潤ったツヤ肌を演出してくれます。
パール入りなのに、ここまでうるおいを感じる保湿下地は珍しいので、乾燥肌でツヤも同時に欲しい方は一度使ってみるといいでしょう。
価格 | 容量 |
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4,400円(税込) | 30g |
スリーのプリスティーンコンプレクションヴェールは、アルガンオイルやホホバ油、シアバター、 ミツロウなど9種の植物オイル・油脂・エキスを配合した化粧下地です。
みずみずしく滑らかな肌をキープし、ファンデーションと肌の密着感も高めてくれます。
価格 | 容量 |
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4,070円(税込) | 30ml |
RMKのメイクアップベースは、みずみずしいテクスチャーで肌にすっとなじみ、自然なツヤを与えてくれる化粧下地です。
ファンデーションのノリを良くしてくれるのはもちろん、シアバターやシルクエッセンスなどの保湿成分がうるおいをキープして肌の乾燥を防ぎます。
せっかくメイクをしても、時間が経つにつれてかさついたりファンデーションが浮いたりと、乾燥によるくずれが気になるのが乾燥肌の悩みです。
保湿力をキープするための化粧下地の使い方のポイントを紹介します。
いくら保湿力の高い化粧下地を使っても、土台である肌がカサついていれば効果を十分に得ることができません。
化粧下地を塗る前は、化粧水や乳液で念入りにスキンケアしましょう。
乳液を塗って10分ほど時間を置き、しっかりと肌に馴染んだのを確認してから化粧下地をつけるとよりきれいに仕上がります。
Tゾーンだけテカる場合は混合肌の可能性があります。乾燥する部分には、うるおいを与える化粧下地を積極的に選び、テカリが気になる部分には、部分的に皮脂崩れ防止下地を塗布するのがおすすめです。
肌の状態は年代によって異なるため、化粧下地の選び方も変わってきます。
年代別のおすすめ化粧下地や選び方のポイントについては、こちらの記事をご覧ください。
化粧下地にも様々な種類がありますが、乾燥肌の方はとにかく水分と油分の両方を補うことができる化粧下地がベスト!
保湿成分として、ヒアルロン酸やセラミド、また肌の乾燥を防ぐシア脂やホホバ油などのオイル成分が配合されものがおすすめです。
乾燥くすみには、うるおい補給とともにコントロールカラー効果のある化粧下地を試してみましょう。