プチプラコスメブランド中でも満足度高い商品のラインナップが多いセザンヌ。
今回ご紹介するセザンヌのUVウルトラフィットベースN(以下、ウルトラフィット)は、高保湿うるおい下地として2011年の発売以来のロングセラー商品です。
毛穴の凹凸や色補正(透明感や血色感)・ツヤ感を整えてくれる機能がある3種類展開となっています。
人気の理由やそれぞれの特徴、使用感を乾燥肌でパーソナルカラー:イエローベース秋の私がレポしていきます。
※この記事の「透明感」「トーンアップ」「明るい肌」とは、メイクアップ効果によるものです。
※こちらの商品は生産を終了しております。00ライトベージュ、01ライトブルー、02ライトピーチの3色類展開となっているUVウルトラフィットベースN。
それぞれ7種類の美容成分配合されており、高保湿のうるおい実感ができる肌悩みをカバーできる化粧下地です。
SPF36・PA++なので紫外線も穏やかにブロック。
各30g・748円(税込)※公式HP調べ
紫外線吸収剤不使用・無香料・無鉱物油・ノンアルコールとプチプラながら比較的処方もマイルドではありますが、敏感肌の方はテスターで肌刺激がないかチェックして下さいね。
色味と特徴は右から
00ライトベージュ:毛穴、色ムラ、高カバー、ナチュラルな艶肌へ
01ライトブルー:透明感、くすみ、セミマット肌へ
02ライトピーチ:血色感、ツヤ肌へ
ライトブルーとライトピーチはパッケージの色と中身の色が一緒なので、テスターが使用できない場合は分かりやすいですよ。
00ライトベージュは3種類の中でも毛穴ソフトフォーカスパウダーブライトスキンパウダーが配合されており、毛穴・色ムラカバーに特化している商品です。
下地を出してみて確認してみると、ややピンクがかったベージュ色。
思っていたよりも重めでこっくりとしたテクスチャーは一見するとBBクリームのようです。
重たさはありますが、スルッと伸ばしやすくて少量でも顔全体にムラなく塗り広げられました。
カバー力に関しては、パッケージでは“高カバー”と表記されていましたが、シミやくまなどが隠せるコンシーラーのようなカバー力はありません。
どちらかというと、色ムラを程よく目立たなくして、均一な肌仕上がりになります。
手に出した時は私の肌(イエベ秋)には明るすぎるかなと思ったのですが、シアーな色づきで白浮きすることもないので、色肌を選ばず使えそうですよ。
毛穴ソフトフォーカスパウダーブライトスキンパウダーのおかげで毛穴の凹凸も滑らかになり、自然なツヤ感も好印象。
また、仕上がりも表面はサラッとしています。
みずみずしさやしっとり感があるわけではないですが、メイク前のスキンケアをしっかりと行うことで、うるおいを保ちつつ触り心地はサラサラに。
乾燥肌の私が1日過ごしても乾燥して気になることもありませんでした。
滑らかな仕上がりは後につけるファンデーションを邪魔することなく、リキッドやパウダー、クッション、どれでも相性が良さそうです。
適度なカバー力があるので、オフの日やナチュラルメイクの時にこれ1本でも使いたいなと思うような商品です。
透明感やくすみが気になる方向けの商品のライトブルー。
私は黄色味がかった肌で夕方や疲れているときは特にくすみやすいので、ブルーでくすみ抜けを実感したいところです。
パッケージの色そのままの水色で、ライトベージュと比べるとゆるやかなテクスチャーなのでとても伸ばしやすいです。
全体に広げてみると、塗膜感などもなくピタッと密着して滑らかな触り心地です。
軽いのにフィット感がいいセミマット肌へ。
また、ブルーの効果で気になっていたくすみもカバーでき、透明感がアップしました。
顔全体に塗ってしまうと白浮きしてしまいそうなので、鼻脇と頬の間の三角ゾーンの気になる部分にのみ使用することで白浮きせずに使用できしました。
顔の中央の透明感をアップするだけで印象を変えられますよ。
色白な方はブルーを使いすぎると顔色が悪く見えてしまうことがあるので、ごく少量からのせて様子を見ましょう。
血色感とつや肌を実現させてくれる、02ライトピーチ。
ツヤ肌好きの私としては個人的に一番期待している商品です。
サーモンピンクをもっと明るくしたような色で、ライトブルー同様やや緩やかなテクスチャー。少量でもかなり伸びがいい。
3種類の中で唯一パールが入っているので、光が当たるとツヤ感が一番あり、立体的な表情へと演出してくれます。ツヤ感も上品で、ギラギラすることがなくとても気に入りました。
ツヤ感があるのに、肌表面はサラッと滑らか。
毛穴の凹凸も光をうまく使うことでより目立たなくしてくれますよ。
血色感に関しては、ブルーベースの方が実感できそうです。
イエローベースの私の肌だと、全体的なトーンアップにはなりましたが、血色感に関しては今ひとつ物足りなく感じました。
ツヤ系のファンデーションと組み合わせれば発光肌を手に入れられそう。
どんなタイプのファンデーションでも相性がよいので、手持ちのファンデですぐ使用できます。
保湿力は3種類の中で一番高く、しっとり感が持続したので、秋冬シーズンも活躍できると思います。
3種類の色味と仕上がりを比較していきます。
上からライトベージュ、ライトブルー、ライトピーチをそれぞれ手で伸ばしていきました。
こうやって比較してみると、血管部分の色味の違いが分かりやすいですね。
00ライトベージュは色味でカバーされていますが、01ライトブルーは透明感が出て血管が青く見えます。
02ライトピーチはトーンアップしつつパールのツヤ感が見て分かります。
それぞれの良さがあるので、単品使いでもいいですし、ブルー×ピーチ、ピーチ×ベージュなど(3つ全て使っても)組み合わせてその日の理想の仕上がりを目指すのも楽しいですよ。
私が使ってみて実際に感じたメリット・デメリットをご紹介します。
化粧下地にあまりお金をかけたくないと思っている方でも、これならお財布にも優しくてたっぷり使用できますよね。継続購入もしやすいと思います。
また、ブルーなどはチャレンジしてみたくてもなかなか手が出ない、という方も手に取りやすいのではないでしょうか。
“うるおい感が続く”というと乾燥肌向けの商品と感じてしまいますがサラッとした肌仕上がりなので、比較的どんな肌質の方でも相性が良さそうです。
オフの日やナチュラルメイクの日にはファンデーションをしないでも肌を綺麗に魅せることができます。
いずれも、SPF36・PA++と紫外線対策としては心もとないので、長時間外出する際は日焼け止めを塗ってから重ねるようにしましょう。
または、UVパウダーを持ち歩いてしっかりと紫外線から肌を守ってくださいね。
またカバー力はそこまでないので、ファンデーションやコンシーラーなどをうまく取り入れて、自分の目指す肌仕上がりのメイクをしていきましょう。
高保湿うるおい下地と謳っていますが、“ウルウル・しっとり”とした感じではないので、スキンケア段階でしっかりとした保湿もマストです。
今回はセザンヌの化粧下地UVウルトラフィットベースNを3色比較していきました。
3色それぞれの良さがあるので、ファンが多い理由も納得です!しかもプチプラだから3色とも購入しておいてその日の肌に合わせて選ぶという事も可能です。紫外線吸収剤不使用で肌補正できる点も嬉しいですよね。
UVウルトラフィットベースNはプチプラながら優秀な下地なので、若い方だけでなく、幅広い世代の方でもトライしていけると思いますので、是非手にとってみてくださいね。