エトヴォスのスキンケアは、肌に必要な保湿成分であるセラミドをキー成分として商品開発されたブランド。
皮膚科学を研究する医学博士が監修したとあって、肌への効果がとても気になります。
この記事では、エトヴォスの人気化粧水3種を調査し、それぞれの特徴や口コミ、使い方や美容成分まで詳しく紹介します。
※この記事でのエイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことを指します。
エトヴォスの化粧水は、モイスチャライジングローション、バイタライジングローション、薬用アクネVCローションⅠの3種類があり、価格は2,000円台から5,000円台と中価格帯です。
種類 | 特徴・効果 | おすすめの年代 |
---|---|---|
モイスチャライジングローション |
肌にうるおいを与え、モチモチ肌に導く |
20代~30代前後 |
バイタライジングローション |
美容成分が充実・エイジングケアにぴったり |
30代後半以降 |
薬用アクネVCローションⅠ |
大人ニキビを防ぐ医薬部外品 |
20~30代前後 |
エトヴォスは、肌にもともと存在する細胞間脂質に似た成分、セラミドを軸に開発された肌に優しいスキンケアで、皮膚科学に基づいて設計されています。
3種の共通の働きは、うるおい成分で肌を整える効果は大前提のもと、プラスでニキビケアやエイジングケアといったそれぞれの美容効果が得られる高機能な化粧水です。
敏感肌でも使いやすい低刺激処方※なのも人気の理由となっています。
※すべての方にアレルギーや肌トラブル、皮膚刺激が起こらないわけではありません。
エトヴォスの化粧水は、私達の肌となじみが良いとされているヒト型セラミドを主に配合しているため、肌を美しく整えたい方に向いています。
エトヴォスの化粧水は、セラミドが減少している肌に着目して開発されているので、バリア機能が低下している敏感肌にもおすすめです。
敏感肌はセラミドでの保湿ケアが大切ですが、エトヴォスの場合、敏感肌にはハードルが高かったニキビケアやエイジングケアまでできます。
市販の化粧水に比べたら安くはありませんが、ヒト型セラミドの原料そのものが安価ではないので、効果的にも妥当な価格帯であり継続しやすい点は評価できます。
3種類あるエトヴォスの化粧水は、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
実際の口コミ評判や気になる効果も合わせて紹介します。
モイスチャライジングローションは、肌の保水力に着目した保湿化粧水。
注目の天然由来保湿成分POs-Ca®※の効果で、うるおいに満ちた肌へと導きます。他にも保湿成分として頼りになるアミノ酸やヒドロキシプロリンが、キメの美しい肌へ整えます。
サイズが2種類あり、75mlで2,090円(税込)と、150mlで3,520円(税込)からセレクトが可能。
角層の水分を補い保つ効果があるので、長年の乾燥肌やインナードライ、敏感肌に向いています。
※ホスホリルオリゴ糖Ca(江崎グリコ株式会社の登録商標)
モイスチャライジングローションの口コミを見たところ、多くの良い口コミの中に時々悪い口コミが混じっている印象を受けました。
良い口コミでは、保湿効果の高さを評価している方が断トツで多かったです。
悪い口コミは少なかったのですが、容器の使いにくさや価格が高いことを残念に思う方がちらほら見受けられました。
バイタライジングローションは、ワンランク上のハリ肌を目指すエイジングケア化粧水。
アルガニアスピノサ芽細胞エキスと5種のヒト型セラミドを配合し、肌を引き締めながらもハリツヤ肌へと導きます。
40歳を過ぎると肌のセラミドは20歳の時の約半分と言われており、バイタライジングローションは本格的な保湿ケアが必要となってくる30代以降の方におすすめです。
価格は120mlで5,280円(税込)とやや高めですが、美容のプロも惹かれる設計なので使う価値ありの化粧水です。
バイタライジングローションの口コミを見たところ、良い口コミと悪い口コミは半々といった印象を受けました。
良い口コミでは、テクスチャーにとろみがあって保湿力が高いという点を評価している方が多かったです。
悪い口コミでは、その高い保湿力を「ベタベタする」と捉え、肌に合わなかったという意見や、モイスチャライジングローションより量が少ないのに値段も高くてコスパが悪いという意見が見受けられました。
薬用アクネVCローションⅠは、ニキビを防ぐ薬用化粧水ですが、実は美白※も同時にできるダブルの効果があります。
肌あれ防止有効成分グリチルリチン酸2Kと、美白有効成分ビタミンC誘導体配合で、ニキビを予防しながら日焼けによるシミも防ぐことができます。
ニキビやシミで悩んでいる方だけでなく、角層をうるおいで整える効果もあるので大人のゆらぎで悩んでいる方におすすめです。
容量は150mlで4,180円(税込)となっています。
※メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐ
薬用アクネVCローションⅠの口コミを見てみると、良い口コミが悪い口コミと比べてかなり数が多いという印象を受けました。
良い口コミでは、べたつかない使用感やニキビ肌にも刺激が少なく使える点を評価している方が多かったです。
悪い口コミでは、季節によっては保湿力が物足りない、値段が高くて使い続けられない、などの意見がありました。
エトヴォスの化粧水ですが、実際の口コミを調査したところ、保湿ケアのモイスチャライジングローションの評価が一番高いように感じました。
値段も手頃な点や、保水力に着目した贅沢な化粧水なので、使い続けると肌がなめらかになってくるのがわかり、リピーターも多い印象でした。
エイジングケア向けのバイタライジングローションは、40代以降の方には断トツで評価が高く、逆に20代にはテクスチャが重たいなど低評価の口コミが目立ちました。
薬用アクネVCローションⅠにおいては、肌質によって評価の差があり、乾燥肌寄りの方には不人気でしたが脂性肌の方には好まれている印象でした。
メリットとしては、ダブルの有効成分でニキビケアとシミケアができるので、コスパは悪くありません。
20代から30代前半であればモイスチャライジングローション、30代後半以降であればバイタライジングローションをセレクトしましょう。
年齢に合った肌悩みをケアできて満足感も得られるでしょう。
使用感は3種とも異なるので、肌質に合うものを使えるように、トライアルセットで試すのもおすすめです。
エトヴォスの3種類の化粧水を実際に使って、そのテクスチャーや使用感、使ってみて分かった効果をお伝えします。
モイスチャライジングローションを使ってみました。
テクスチャーはほんの少しとろみがあります。塗り広げると、するすると伸びていきとてもなじませやすいです。
なじませた後は、べたつかないのに肌がみずみずしくうるおい、口コミどおり保湿力の高さを感じました。
ほのかにラベンダーの香りがして、リラックスできます。
次に、バイタライジングローションを使ってみました。
3種類の中で一番とろみのあるテクスチャーで、塗り広げるとバラのような香りがほんのりとします。
保湿力は高く、しっかりとうるおいますが、なじませてからかなり時間が経ってもべたつく感じがしました。
サラッとした使用感が好きな方は少し苦手に感じるかもしれません。
薬用アクネVCローションⅠを使ってみました。
シャバシャバとした水のようなテクスチャーで、すぐ肌になじみます。さっぱりとした使用感は、夏に向いていると思いました。
香りは特にありません。保湿力は他の2つの化粧水とくらべるとそこそこで、シンプルな化粧水という印象です。
エトヴォスの化粧水3種類を使ってみた結果、それぞれのテクスチャーや使用感の違いを感じることができました。
バイタライジングローションはテクスチャーが一番重く、保湿力もしっかりと感じられました。
逆に薬用アクネVCローションⅠはテクスチャーが一番軽く、さっぱりとしているのがメリットですが保湿力はそんなに感じられませんでした。
モイスチャライジングローションはべたつきが少ないのにみずみずしい仕上がりで、バランスが良く使い勝手の良さを実感できました。
実際に購入するとなったら、その人が求める効果はもちろん、テクスチャーや使用感についても使う人の好みや肌質との相性があります。
本品を買う前に、まずはトライアルセットでのお試しをおすすめします。
エトヴォスの化粧水の使い方は3種類とも共通です。
基本的には、手でなじませてOKです。
それでもうるおいが物足りないと感じた場合は、コットンを用意してひたひたに化粧水を染み込ませ、気になる部位にのせてうるおいチャージができるローションパックもおすすめです。
エトヴォスの化粧水には、それぞれ特徴的な成分の違いがあります。
角層にとどまるセラミドケア成分やアミノ酸といった保湿成分を軸にしているところは共通点でもありますが、3種が異なる美容成分もあるのでわかりやすくお伝えします。
商品 | 主な配合成分 | 効果 |
---|---|---|
モイスチャライジングローション |
・ホスホリルオリゴ糖Ca ・グルコシルセラミド |
肌を整える効果 |
バイタライジングローション |
・セラミドEOP ・セラミドNG ・セラミドNP ・セラミドAG ・セラミドAP ・アルガニアスピノサ芽細胞エキス ・ヒドロキシプロリン |
肌を整える効果 ハリや弾力を与える効果 |
薬用アクネVCローションⅠ |
・有効成分グリチルリチン酸2K |
ニキビ・肌あれを防ぐ効果 |
・有効成分3-O-エチルアスコルビン酸 | メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐ効果 |
成分を比較すると、バイタライジングローションには原料が高い成分が多く配合されていました。年齢を重ねた肌にはセラミド成分は必須です。
バイタライジングローションは、セラミドの種類が豊富なので肌なじみも良く、値段が一番高くても納得でした。
反対に、ハリケアが必要ない20代前半であれば、モイスチャライジングローションで十分と言えます。
ニキビや日焼けによるシミケアをしたい場合は断然薬用アクネVCローションⅠです。有効成分が2種も配合されてるので、一定の予防効果が認められています。
肌を整えるために必要なのは、ゆらぎにくい肌や乾燥トラブルに負けない肌に導くための最も基本的な保湿ケア。
エトヴォスは肌の基本を大切にしつつも、プラスで攻めたケアができるように設計された化粧水なのがわかりました。
エトヴォスは、全国にある直営店や一部の東急ハンズ、ロフトのような店舗で購入ができますが、リピート購入したい場合は公式オンラインショップが一番お得です。
公式オンラインショップであれば、化粧水を含むトライアルセットが定価よりもかなり安く購入できます。
また、お試しが気に入って、化粧水を現品で購入したい場合も、公式オンラインショップだと定期購入割引が可能です。
いくら肌に優しい化粧水とはいっても、まずはそれぞれのトライアルセットでラインで試すのもおすすめの選び方のひとつです。
種類 | 内容量 | 価格 |
---|---|---|
1ヶ月集中セラミド体験セット | 75ml他1点・1ヵ月分 | 初回限定1,078円(税込) |
本商品 | 75ml | 2,090円(税込) |
セット内容
・モイスチャライジングローションS(75ml)
・モイスチャライジングセラムS(30ml)
種類 | 内容量 | 価格 |
---|---|---|
バイタライジングラインお試しセット | 25ml他3点・約14日間分 | WEB限定2,420円(税込) |
本商品 | 120ml | 5,280円(税込) |
セット内容
・クリアソープバー(10g)
・バイタライジングローション(25ml)
・バイタライジングクリーム(10g)
・バイタライジングリンクルクリーム(パウチ3包)
種類 | 内容量 | 価格 |
---|---|---|
バランシングラインお試しセット | 30ml他3点・14日間分 | 初回限定2,090円(税込) |
本商品 | 150ml | 4,180円(税込) |
セット内容
・クリアソープバー(10g)
・薬用アクネVCローションⅠ(30ml)
・薬用アクネVCクリームジェルⅠ(10g)
・バランシングVCクリアスポッツ(5g)
エトヴォスの化粧水は、一見ナチュラルケアに感じますが、中身は頼れる美容成分がつまっていました。
基本のお手入れは、角層をしっかりとうるおいで満たすケアですが、エトヴォスの場合は完璧に計算されてセラミドケアができるようになっています。
それぞれ効果が違うので価格も異なりますが、エトヴォスの化粧水の一番の醍醐味といったらヒト型セラミドが5種も配合されたバイタライジングローションです。
年齢を増すごとにセラミドケアを大切におこなっていきましょう。
手軽で使いやすいモイスチャライジングローションや、薬用アクネVCローションⅠも、肌悩みに合わせてぜひ使い分けてみてください!
エトヴォスのモイスチャーライン、バイタライジングライン、バランシングラインの特徴は、こちらの記事で詳しく解説しています。