頬などに赤みが出てしまう赤ら顔は、赤みの原因に合ったケアすることが重要です。ここでは、赤ら顔のタイプ別におすすめの化粧水を紹介します。自分がどのタイプなのか確認してぴったりの化粧水を探してみましょう。
また、肌に赤みが出ないようにするスキンケアのコツも解説します。
赤ら顔とは一時的なものではなく、持続的に顔に赤みが出る状態のことで、その原因は様々です。赤ら顔になってしまう原因と、化粧水を選ぶときのポイントをまとめました。
特徴 | タイプ |
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ニキビや吹き出物の炎症で赤みがある | ニキビ肌タイプ |
繰り返す肌トラブルで赤みが続く スキンケアを変えたら赤みが出た |
敏感肌タイプ |
昔から肌に赤みがある | 生まれつき 肌が薄いタイプ |
ニキビとは古い角質や皮脂の過剰な分泌によって毛穴が詰まり、毛穴の中にたまった皮脂にアクネ菌が増殖して炎症が起こっている状態です。
アクネ菌が毛穴だけではなく肌全体に増殖すると、広範囲で炎症が起きて赤ら顔になります。アクネ菌の増殖は、皮脂の過剰分泌や乾燥、ターンオーバーの乱れによる毛穴の詰まりが原因です。
ニキビ肌タイプの赤ら顔には、ニキビ予防の有効成分が配合された医薬部外品を選んで炎症を抑えることが重要です。
代表的な有効成分には、サリチル酸、グリチルリチン酸、アラントインなどがあります。
また、ニキビの原因になりにくいことを確認したノンコメドジェニックテスト済のものがおすすめです。
赤ら顔の悩みとして多いのが敏感肌です。
敏感肌とは肌のバリア機能が低下し、紫外線・ほこり・細菌が侵入したときに肌が炎症を起こしやすい状態で、炎症が赤みとなり赤ら顔になります。
敏感肌用と書かれたものは、肌へのやさしさと保湿力にこだわって作られているのが特徴です。
アルコールや防腐剤、香料、着色料などの成分は肌に合わない人もいる成分のため、なるべくシンプルな成分構成のものを選ぶのがポイント。
また、赤みが収まってきたら、シンプルな成分構成のものから保湿力の高いものに切り替えていくのがおすすめです。
生まれつき肌が薄いタイプの人は、毛細血管拡張といって、肌の表面にある毛細血管が透けて見えてしまいます。毛細血管が透けて見えるので肌全体が赤みを帯びている状態です。
皮膚の薄い部分に赤みが出やすく、スキンケアで赤みを消すことは難しいです。
肌荒れを起こしてしまうと赤みがより目立つので、保湿を心がけたスキンケアで赤みが強まるのを防ぎましょう。
肌が乾燥することで外部からの刺激が肌へのダメージにつながりやすくなるため、セラミドやヒアルロン酸などの高保湿な成分が配合されたものがおすすめです。
赤みが強まらないように、肌荒れを防ぐ有効成分が配合された化粧水を選ぶのもおすすめです。
赤ら顔におすすめの化粧水をタイプ別に紹介します。ドラッグストアで購入できるプチプラなものからデパコスまで、優秀なアイテムが揃っています。
ニキビ肌タイプの赤ら顔の方には、ニキビ予防の有効成分が配合された医薬部外品やノンコメドジェニックテスト済の化粧水が向いています。おすすめのアイテムを紹介します。
種類 | 価格 |
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トライアルセット (化粧水他4点) |
980円(税込) |
180ml | 1,650円(税込) |
ケアをしても繰り返す、しつこいニキビに悩んでいる人におすすめです。紫根エキスが肌本来の機能を整えます。
甘草由来のグリチルリチン酸ジカリウムは、医薬部外品の有効成分として、ニキビになりやすい肌を健康な状態に整えてくれます。
種類 | 価格 |
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トライアルセット (化粧水他8点) |
初回限定 1,650円(税込) |
135ml | 3,000円(税込) |
大人のニキビ肌のために機能性重視で作られたノンコメドジェニックテスト済の化粧水です。ニキビ予防の有効成分サリチル酸を配合しています。
しっかりと保湿しながらてかりやべたつきを抑え、有効成分でニキビや肌荒れを予防。無香料、無着色、鉱物油が不使用です。
種類 | 価格 |
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トライアルセット (化粧水・乳液) |
980円(税込) |
125ml | 3,740円(税込) |
美肌菌に着目した化粧水で、ニキビや吹き出物のできやすいざらざらとした肌に、たっぷりのうるおいを補給してくれます。弱酸性のシンプル設計なので、炎症を起こしている肌にも使いやすいです。
有効成分のトラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムが配合された医薬部外品です。
敏感肌タイプの方におすすめの、保湿力が高く、かつシンプルな成分設計の化粧水を紹介します。
種類 | 価格 |
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トライアルセット (化粧水他9点) |
初回限定 980円(税込) |
120ml | 3,740円(税込) |
アルコール、合成香料、紫外線吸収剤不使用の、成分にこだわった敏感肌向けの化粧水です。ナノ化したセラミドが角層のすみずみまでうるおいを届けて保湿してくれます。
美容液のようなとろみのあるテクスチャーで、使い心地の良さも魅力です。
種類 | 価格 |
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セラミド1ヶ月体験セット (化粧水・美容液) |
初回限定 3,190円(税込) |
150ml | 3,520円(税込) |
界面活性剤・鉱物油・シリコン・着色料・合成香料・パラベン・アルコールを使用していない化粧水なので、敏感肌でも毎日使えます。
天然由来の保湿成分として注目されているホスホリルオリゴ糖Caが角質層までうるおいを届け、敏感肌や乾燥肌の肌環境を整えてくれます。
ドラッグストアで買えるシンプル処方の化粧水
ナチュリエ ハトムギ化粧水容量 | 価格 |
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500ml | 715円(税込) |
天然保湿成分のハトムギエキスを配合した化粧水です。みずみずしいテクスチャーは浸透力に優れており、重ねるたびに角質層に水分を補給してくれます。
無香料・無着色・オイルフリーなシンプル処方で、さっぱりとした使い心地です。大容量でプチプラなので、惜しみなく毎日使えるところも魅力です。
敏感肌向けプチプラ化粧水の代表格
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ容量 | 価格 |
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400ml | 1,190円(税込) |
自然由来の肌保護成分や保湿成分リピジュアR、ヒアルロン酸を配合した高保湿化粧水です。さっぱり、しっとり、高保湿の3種類があるので、肌質や季節によって使い分けも可能。
香料、着色料、鉱物油、アルコール、パラベンが不使用なので、これらの成分で肌トラブルを起こしたことがある方でも毎日使えます。
生まれつき肌が薄いタイプの人は、保湿力が高い化粧水や肌荒れを防ぐ薬用化粧水がおすすめです。シンプル設計で保湿効果の高い化粧水を紹介します。
種類 | 価格 |
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トライアルセット (化粧水他4点) |
初回限定 980円(税込) |
180ml | 2,970円 |
植物由来のアマモエキス・モモ葉エキス・ヤグルマギク花エキスが、角質層の隅々までしっかり水分を補います。ただ水分を与えるだけでなく、肌本来の強く健やかな状態を保ってくれます。
エタノール、香料、着色料、鉱物油が不使用なので、これらの成分が苦手な人でも使いやすい化粧水です。
種類 | 価格 |
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トライアルセット (化粧水・乳液・バーム) |
935円(税込) |
180ml | 1,650円(税込) |
肌荒れを防ぐ有効成分を配合した敏感肌処方の薬用化粧水なので、化粧水が合わずに肌荒れしてしまう人にも適しています。
不純物を取り除いた高精製ワセリンが肌に保護膜を作り、水分の蒸発を防ぎつつ、外部の刺激から肌を守ってくれます。
種類 | 価格 |
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300ml | 4,400円(税込) |
高保湿ヒアルロン酸や酵母エキスなどの高保湿、高浸透成分が配合されている化粧水です。乾燥ダメージを防ぎ肌のコンディションを整えるコウヤマキエキスをはじめとした天然由来成分を89.5%配合。
ローズマリーやベルガモットを中心にブレンドしたアロマの香りは、忙しい毎日の気分をあげてくれます。
赤ら顔を改善するためには、化粧水の使い方などのスキンケア方法も重要です。毎日のケアのコツを紹介します。
赤ら顔のスキンケアでは、なるべく肌に刺激を与えないことが大切です。
肌への摩擦を防ぐために、化粧水は手でやさしく塗布しましょう。
コットンは化粧水をむらなく塗りやすい反面、手で塗るよりも肌への刺激が強くなってしまいます。
化粧水を塗り終わった後には、10秒ほど両手で肌を包んでハンドプレスすると、保湿成分がよりしっかりと行き渡ります。
一度にたくさん化粧水を塗るより、こまめに塗ったほうが角層のすみずみまでしっかりと浸透します。
化粧水を手に取ったら両手で広げて手のひらになじませて、2~3回に分けて少量ずつ塗るのがおすすめです。
化粧水以外にクレンジングや洗顔でゴシゴシと肌をこすらないこと、整髪料が顔につかないように注意することなど、肌に強い刺激を与えないことも赤ら顔のケアとして重要です。
赤ら顔のケアには紫外線対策も必須です。強い紫外線を浴びることで肌にダメージを与えてしまい、バリア機能が低下して外部からの刺激に弱くなって赤みが出やすくなるためです。
曇りの日や涼しい季節でも紫外線は降り注いでいるため、毎日のUVケアはとても重要です。紫外線を浴びると水分量が低下するので、肌を保湿した上から日焼け止めを塗るのがおすすめです。
赤ら顔を改善するためには、自分の肌タイプに合う商品でケアをすることが大切です。化粧水はその後のスキンケアの効果を高めるのに欠かせないアイテムなので、肌の土台作りのためにも、保湿力の高いものを選ぶようにしてください。
また日頃から、きちんと紫外線対策をする、肌へ刺激を与えないということも大事なポイントです。肌の赤みが続いて気になる場合や、痛みや痒みがあるときには早めに皮膚科を受診するようにしましょう。