肌は、外からの刺激、内側からの不調、ホルモンの影響など、さまざまなことで揺らぎがち。
そんなときでもシンプルなもので、肌を安定させるために生まれた薬用ビューネ。
そんなビューネのプレローションは、本当に刺激を感じないのか?使い心地は?実際に使って感じたメリットやデメリットまでご紹介します。
メナードの薬用ビューネは「与える」というよりは「整える」ためのプレローションです。肌が荒れてしまうなど、さまざまな肌悩みを防ぐためのアイテムです。
まずポイントになるのが、ローションではなくプレローションだということ。プレローションは、洗顔後すぐに使用する化粧水のことで、そのあとに使うスキンケアの角層までの浸透を良くしたり、肌を整えたりするためのものです。
そもそも、肌の整っていない不安定な状況で、美白※1化粧水やエイジングケア※2向けの化粧水など、「与える」スキンケアをしても、効果は半減してしまいます。まずは基本の肌の状態を、良くしていくことです。
そのため、着目ポイントは保湿効果などではなく肌の安定感や刺激になります。
安定していること、刺激が良くないことは、敏感肌はもちろん、乾燥肌、脂性肌、混合肌などすべての肌に大事なことです。そこを重要視していきましょう。
薬用ビューネはホームページなどで注文することができず公式通販がありません。ということで今回は、Amazonにて注文してみました。
Amazonからは、割と大きな箱で届きますが、中にはビューネの箱だけ入っています。ビューネの箱を開けた中身はこちら!
160mlの大きなボトルと、小さめのボトルもセットで入っていました。
ボトルがズッシリとしたビンなので、持ち歩きにはあまり適していません。小さなボトルがあることで、旅行などにも待っていけるので助かります!
パッケージは清潔感のあるブルーが印象的!海の中をイメージしたような、美しいフォルムとカラーです。
ボトルの蓋を開けてみると中はしっかり新品仕様のシールがはってあります。
ではさっそく、プレローションのテクスチャーを見てみましょう。
出してみると、サラサラとした軽めのテクスチャーで無色です。そのため、角質層への浸透も早い!
塗ったそばからスーッと角層に浸透して、ベタベタしません。さらっとした仕上がりになります。
手で直接塗っていくのも良いと思いますが、テクスチャーが軽いためコットンを使用する方がやりやすいかもしれません。
ということで、適用量である2ml〜2.5mlをコットンに含ませ、洗顔後すぐの肌になじませます。
私はそのままのコットンではなく、精製水を含ませて絞ったコットンにしました。
乾いたコットンだと適用量よりも多く使いがちなので、できれば精製水で湿らせてから使いましょう!
薬用ビューネをなじませるのは洗顔後。乾燥しやすいタイミングであるため、すぐになじませることで肌が一旦落ち着きます。
仕上がりとしては、特にとても保湿されるといったことはないです。そして反対に、そのあとのスキンケアを邪魔することもありません。
ただ、普段のスキンケアに入ると、一旦プレローションが入っているので化粧水のなじみが良かったです。よりみずみずしく仕上がりました。
そして、刺激は感じませんでした。赤みやかゆみもとくに出ませんでしたので、問題なく使うことができそうです!
まず使用して感じたのは、刺激は感じず、とても肌なじみが良いということ。
優しく水分を与えてくれているような感覚で、炎症していたり、ニキビができていたりと、敏感になっている時期でもストレスなく使えるプレローションだと感じました。
ローションではないため、スキンケア前のプレローションとして手軽に使えるのも難易度が低くて多くの人が使いやすいと思います。
これをプラスすることで、より角質層へのローションの浸透が良くなって柔らかい肌になり、スキンケアの仕上がりを少しあげてくれたような感じがしました。
とくにスキンケアにおいて、高保湿や美白※などと言った効果ではなく、安定させるためのもののため、大きな効果は感じづらいアイテムです。
※メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ
実際に使ってみても「これは良い!」という衝撃はありません。しかし、時期によって不安定になりやすい肌を、安定させるためのお守りアイテムとしては良いと思います。
そのため、使い続けることが大切かなとも感じます。
また、医薬部外品なこともあり価格が税込6,600円と割と高め。プレローションとして「使い続けるのが難しい」と感じる人も多いのではと感じました。
安定しない肌で悩んでいる人で購入を迷っている人は、まずは1本使いきってみましょう。
肌の調子は、メイクの仕上がりはもちろん、その日のモチベーションにもつながりますよね。しかし女性はとくにホルモンの関係やストレスなどにより、肌に影響が出やすいです。
肌トラブルは何が問題か、何が原因かがわからないからこそ、肌の状態を良い方向へと導いてくれるアイテムが必要なのだと感じます。
症状や良し悪しの振り幅に関しても、ゆらぎ肌は人によって差があります。
安定しないと悩んでいる人は「調子の悪い日」を減らすためにも薬用ビューネを使ってみると良いでしょう。