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クレンジングと洗顔の違いとは?ダブル洗顔についても解説!

クレンジングと洗顔はどう違う?ダブル洗顔の意味も解説

メイクをした日は当たり前のようにクレンジングと洗顔をしている方がほとんどでしょう。しかし、クレンジングと洗顔それぞれの意味や役割をきちんと知っている方は意外と少ないのです。ここでは、今さら人には聞きにくい洗顔とクレンジングの違いや、ダブル洗顔という言葉の意味について詳しく紹介していきます。

この記事を書いた人
後藤 佳奈
化粧品検定1級
後藤 佳奈 (32)Re:cosme編集部
乾燥肌が気になるのでとにかく保湿重視です!デコルテまでを顔としてたっぷり保湿しています!
肌質:乾燥肌
肌悩み:最近シミが気になるようになってきました

クレンジングと洗顔の違いを分かりやすく解説!

クレンジングも洗顔も、顔の汚れを落とすという点では同じです。しかし、クレンジングと洗顔では落とせる汚れの種類が違います。それぞれの役割と落とせる汚れの違いについて見ていきましょう。

メイクを落とすだけじゃない!クレンジングの役割

クレンジングには次の3つの役割があります。

メイクや油性の汚れを落とす

クレンジングには、メイクを含む様々な油性汚れを落とす役割があります。クレンジング剤に含まれるオイルによってメイクを馴染ませたり、界面活性剤という水と油を混ぜる成分によって、油性汚れを落とすのです。

メイクだけではなく、整髪料・排気ガス・日焼け止め・食用油等の油汚れも、クレンジングで落とすことができます。外出したり料理をするだけでも顔には油汚れがつきますので、すっぴんの日でもクレンジングは必要と言えます。

毛穴に詰まった角栓や黒ずみを除去する

日頃しっかり洗顔をしていても、脂汚れによって出来た頑固な角栓や毛穴の黒ずみまでは中々除去出来ません。仮に全くメイクをしない人であっても、角栓は出来るので、クレンジングによってこれを除去するのが望ましいです。

朝クレンジングに用いる

「朝クレンジング」とは朝の洗顔時にクレンジングを用いる事で、多くの化粧品メーカーでも推奨されているクレンジング方法です。夜つけて吸収されなかった化粧水や乳液が、寝ている間の皮脂と混ざり菌が増えた油汚れとなる場合があります。油汚れは洗顔では落とせない為、メイクや外出をしていない朝でもクレンジング剤を用いて顔を洗うとスキンケアとして効果的です。

こんな汚れが落とせる!洗顔の役割

洗顔とは、顔の汚れを落とすことを目的として、洗顔料や石鹸を使って、もしくは何もつけずに顔を洗うことです。洗顔で落とせる汚れについて見ていきましょう。

洗顔の役割
  1. ほこりや古い角質等の汚れを落とす
  2. 洗顔料では、メイク汚れのような油性汚れを落とすことはできません。その代わりに、ほこりや古くなった角質、汗などの汚れを落とすことが可能です。スクラブ洗顔料等、毛穴の奥までスッキリさせる洗顔料もありますが、あくまで水溶性の汚れしか落とせないので角栓や脂汚れは落ちにくいです。

  3. クレンジング後のベタつきを落とす
  4. クレンジングの後に洗顔をする事で、落としきれずに残ったクレンジング剤を落とす役割があります。洗顔が必要ないW洗顔不要クレンジングもありますが、使用方法によってはベタつきが残ってしまう事もあるので、軽く洗顔をするのが最適です。

  5. 顔についた寝具の汚れを落とす
  6. 朝のクレンジングでは皮脂汚れや乳液等の油汚れを落としますが、洗顔料でも落とすべき汚れがあります。それは、枕や布団といった寝具から発生する汚れです。寝具は毎日洗うものではないので不衛生になりやすく、汗やダニやホコリ等の汚れが顔につきます。そういった汚れは洗顔で落とすことができます。

ダブル洗顔は肌に良いもの?詳しく調査した結果を発表

ダブル洗顔という言葉をよく耳にしますが、こちらもよく意味が分からずにそのままにしている方が多いです。また、「ダブル洗顔と言うくらいだから洗顔を2回しなければいけないの?」「ダブル洗顔はいつする必要があるの?」といった風に、疑問を抱えた方もいます。ダブル洗顔の意味、メリットやデメリットなどを詳しく解説します。

ダブル洗顔の意味

ダブル洗顔とは、メイク汚れをクレンジング剤を使って落とし(1回目の洗顔)、ほこりや皮脂汚れを洗顔料で落とす(2回目の洗顔)という洗顔の方法です。前述したようにクレンジングと洗顔では、落とせる汚れの種類が違うため、2回(ダブル)洗顔を行う必要があるのです。

ダブル洗顔の1回目はメイク汚れを落とす目的で行うため、前日の夜メイクを落としている場合は朝にダブル洗顔をする必要はありません。ダブル洗顔は夜にメイク汚れを含む1日分の汚れを落として、肌をリセットするために行いましょう。

ダブル洗顔のメリットとデメリット

するのが当たり前と思われてきたダブル洗顔には、実はメリットもあればデメリットもあります。ダブル洗顔のメリットとデメリットをチェックしていきましょう。

ダブル洗顔のメリット
  • それぞれ違う目的で2回の洗顔を行うため、汚れがよく落ちる
  • クレンジングを使った後のヌメヌメ感をすっきり落とせる
  • 皮脂が多いオイリー肌の方におすすめ
ダブル洗顔のデメリット
  • 肌への摩擦が増えるので肌に負担がかかる
  • 肌に必要な皮脂まで落としてしまうので肌の乾燥を助長してしまう
  • 敏感肌・乾燥肌の方は過剰洗顔になることで肌の乾燥が進む場合があるので注意

このようにダブル洗顔にはデメリットもあるので、自分の肌の状態に合わせて工夫が必要です。例えばTゾーンだけ皮脂が多い場合は顔の全体ではなくTゾーンのみダブル洗顔をし、他の部分はクレンジングだけで終了する、という風にです。また、クレンジングの種類によっても肌への負担は変わってくるので、クレンジングを見直すことも大切です。

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ダブル洗顔不要のアイテムもある

最近では、ダブル洗顔をしなくても良いように、1回でクレンジングと洗顔の両方ができるアイテムも多く売られています。例えば、ダブル洗顔不要のクレンジングダブル洗顔不要の石けんなどがそれに当たります。

ダブル洗顔不要のアイテムは、肌への摩擦を最小限にし、潤いを残したまま肌の汚れを落とせるため肌に負担をかけないというメリットがあります。必要に応じてこれらのアイテムを使ってみるのも一つの手です。

クレンジングと洗顔の順番って?効果的な方法はこちら

クレンジングと洗顔の効果的な方法を理解していないと、いくら良いものを使っていても効果が半減してしまいます。クレンジングと洗顔の方法をお伝えします。

クレンジングの方法
  1. 手をよく洗って清潔にする
  2. ポイントメイクから落とす
  3. 皮脂が多い部分から順にクレンジングをなじませメイクを落とす
  4. すすぎをしっかり行う
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洗顔の方法
  1. 洗顔料を手で泡立てる
  2. 皮脂が多い順に洗顔料をなじませ洗っていく
  3. 丁寧にすすぐ
  4. タオルに水分を吸わせるようにして優しく拭く

クレンジングと洗顔の違いを知って効果的なスキンケアを!

クレンジングと洗顔は顔の汚れを落とす意味では同じですが、本質的には別物だと言えます。以下のポイントをチェックして自分に合ったクレンジングと洗顔の方法を探してみて下さい。

  • メイク汚れや油汚れはクレンジングで落とすもの
  • 汗、ホコリ、ダニ等の汚れは洗顔で落とすもの
  • 毛穴の汚れや角栓が気になる時はクレンジングをする
  • ダブル洗顔は自分の肌と相談しながら工夫が必要
  • 必要に応じてダブル洗顔不要のアイテムを使うのもOK

肌の状態やシーンに応じたベストなスキンケアをしてすこやかな肌を手に入れましょう。

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