クレンジングミルクは界面活性剤の配合量が少ないため肌に優しいことが特徴です。クレンジングミルクの選び方のポイントや、使い方、おすすめの商品についてコスメコンシェルジュが徹底解説します。
コスメコンシェルジュがおすすめするクレンジングミルクを発表します。
クレンジングミルクは低刺激で敏感肌の方でも使えるのがメリット。その良さが十分に発揮されているクレンジングミルクを集めました。
種類 | 容量 | 価格 |
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通常価格 | 120g | 2,750円(税込) |
ヒト型セラミドを配合したヒフミドマイルドクレンジング。高級美容液にも配合される、肌と最もなじみの良いヒト型セラミドを3種類配合しているため、クレンジングと同時にお肌の潤いも守ってくれる低刺激なクレンジングです。
このクレンジングミルクは乾燥肌・敏感肌向けに作られているのも魅力です。
容量 | 価格 |
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120ml | 3,300円(税込) |
トランシーノのブライトエイジクリアミルククレンジングは、グリチルレチン酸ステアリルを配合しているため、肌荒れやカサカサ肌でも使いやすくなっています。
ミルクタイプながらメイク落ちもよく、ヒフミド同様に3種類のヒト型セラミドを配合していて洗い上がりの肌のもちもち感が心地よいです。
容量 | 価格 |
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100g | 1,650円(税込) |
敏感肌向けラインアルージェにラインナップされているクレンジングミルク。ヒフミドやブライトエイジとは違い、ヒト型セラミドではありませんが、ビオセラミドを配合しお肌のうるおいを守ってくれます。
グリチルリチン酸ジカリウムと、ε-アミノカプロン酸の2種類で刺激性を徹底的に抑えた成分構成です。
容量 | 価格 |
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200g | 3,300円(税込) |
アットコスメのクレンジングランキングで常に上位にランクインしているカバーマークのクレンジングミルク。カバーファンデを落とす高いクレンジング力ながら、美容成分が89%配合されているので肌への優しさも叶います。
メイク洗浄力の高いミネラルオイルを配合しているため、ミルクタイプの中でもメイク落ちが良いです。
容量 | 価格 |
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120g | 3,080円(税込) |
アクセーヌミルキィクレンズアップは、敏感肌や乾燥肌のことを考えて作られた肌に優しいクレンジングミルクです。
角質柔軟成分配合で、メイクだけではなく肌の汚れや古い角質も取り除きやすい仕様になっています。無香料、無着色、アルコールフリーなのも嬉しいポイントです。
「クレンジングは毎日使うものだから、できるだけコスパを良くしたい。」そう思っているあなたにぴったりなのがドラッグストアでも買えるプチプラのクレンジングミルク。コスパが良いだけでなく、口コミ評価が高いクレンジングミルクをご紹介します。
容量 | 価格 |
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130g | 1,760円 (税込) |
シアバターを5%配合しているオーガニック系クレンジングミルク。肌を柔らかくすると同時に皮脂の代わりとなって肌を保護するホホバ油をはじめ、12種類の植物原料を配合した優しさが人気です。
容量 | 価格 |
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150ml | 880円(税込) |
プチプラクレンジングミルクの中でも口コミ評価の高さが目立つカウブランドのミルククレンジング。商品名の通り、無添加・低刺激にこだわった成分のため、お肌が安定していない時でも使いやすくなっています。
またリピートするのに嬉しい詰め替え用が用意されているのでコスパにこだわりたい方におすすめです。
容量 | 価格 |
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120g | 1,320円(税込) |
パラドゥスキンケアクレンジングは、みずみずしいクレンジングで洗い流す際の水切れもよいためダブル洗顔は不要です。
ほど良いしっとり感が残るもののヌルつきのないさっぱり系クレンジングが好きな方におすすめです。
容量 | 価格 |
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150ml | 1,650円(税込) |
毛穴撫子重曹クレンジングミルクは、重曹の効果でメイクだけではなく毛穴の悩みもすっきり落とせるクレンジングミルクです。
毛穴撫子重曹クレンジングミルクは肌への優しさは保ちつつ、メイクもよく落ちるので優秀なアイテムと言えます。ポンプ式なので使いやすいのも嬉しいところ。
容量 | 価格 |
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100g | オープン価格 |
ミノンアミノモイスト モイストミルキィクレンジングは、メイク汚れを浮かせて落とすので肌に負担がかかりにくいクレンジングミルクです。
ミノンアミノモイスト モイストミルキィクレンジングは濡れた手で使うとクレンジングの効果が落ちるため乾いた手で使う必要があります。また、クレンジング後はきちんと洗顔しましょう。
クレンジングミルクはその名の通り、ミルキーな乳液タイプのクレンジングです。クレンジングミルクはクレンジングオイルやクリームよりも油分が少なく水分が多いので、さらさらしたテクスチャーのものが多く、洗い心地もさっぱりしています。
また、たくさんあるクレンジングの種類の中でもクレンジングミルクは界面活性剤の配合量が一番と言っていいほど少ないです。そのため、肌に必要な潤いや油分まで取り去ることなく肌に優しいことがクレンジングミルクのメリットです。
しかし、界面活性剤の配合量が少ないということは、クレンジングミルクに洗浄力はあまり期待できません。このことから、クレンジングミルクは濃いメイクには向かないということが言えます。
次からは、どのような基準でクレンジングミルクを選べば良いか、選び方のポイントをご紹介します。
クレンジングミルクはメイクを落とすことが一番の目的ですが、毎日肌につけるものということもあり、配合成分には十分気をつけたいもの。
ただメイクを落とせるだけよりは保湿効果がプラスされているものがおすすめです。
保湿効果の高いクレンジングを選ぶなら、セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分や、ホホバ油・スクワランなどの天然オイルが配合されているものを選びましょう。
合成香料、合成着色料、石油系油脂、鉱物油といった添加物はクレンジングミルクを作るにあたり不可欠なものもありますが、同時に肌に負担をかけるものでもあります。こういった添加物で肌トラブルが起こったことがある方は配合されていないものを選ぶと良いです。
アレルギーテスト済み、パッチテスト済み、スティンギングテスト済みなどテスト済みの表記があるものはより肌に合いやすいです。
また、クレンジングの後の洗顔が不要のクレンジングミルクは、洗顔が要らない分手の摩擦回数が減り、肌の皮脂を奪いすぎないので肌への負担が少なくておすすめです。
敏感肌の方には肌荒れ予防の有効成分が配合されているクレンジングミルクがおすすめです。
敏感肌向けの化粧水や美容液、クリームにも配合されることの多い、グリチルリチン酸ジカリウム(甘草エキス)やグリチルレチン酸ステアリルのような成分が配合されているクレンジングミルクを使うと、肌のカサつきやニキビを予防することにつながります。
クレンジングミルクに洗浄力は期待できないと書きましたが、あまりにも洗浄力が低いと当然メイクは落ちにくくなります。
その結果、メイクを落とそうとゴシゴシと肌を擦ってしまうなど摩擦で肌を痛めてしまう場合があり、せっかく低刺激のクレンジングミルクを使っているのにこれでは本末転倒です。
低刺激のクレンジングミルクの中でも洗浄力の高いものを選ぶことが大切です。
クレンジングミルクには2種類あり、水で洗い流せるものとコットンで拭き取るものに分かれています。
しかし、コットンで拭き取るものは、拭き取る際に時間がかかり、界面活性剤が肌に触れている時間も長くなります。またコットンでメイクを拭き取る際の摩擦が肌に負担をかけてしまいます。
このような理由から、拭き取るタイプのものはおすすめできません。クレンジングミルクを選ぶ時は、水で洗い流せるものを選びましょう。
容量 | 価格 |
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130g | 1,760円(税込) |
編集部のイチオシは、ママバタークレンジングミルクです。
ママバタークレンジングミルクはオーガニック植物原料を12種類配合しているため、オーガニック好きには魅力がいっぱいのアイテム。
ダブル洗顔不要なのも嬉しいポイントで、肌への摩擦を減らせてより優しいお手入れができます。
肌に優しい点が魅力のクレンジングミルクですが、使い方を間違えるとせっかくのクレンジングミルクの良さが発揮されません。クレンジングミルクの使い方をマスターして、肌に優しくメイクを落としましょう。
クレンジング剤を手のひらにのせる。商品により異なるが目安はさくらんぼ大。乾いた手・肌に使う。
※濡れた手OKの記載があっても、メイク落ちが悪くなる為乾いた手で
※クレンジングミルクを手のひらで温めておく
Tゾーンからほほ、あご、フェイスラインというように顔全体にクレンジング剤を広げていく。指の腹を使って優しく円を描くようになじませる。
ぬるま湯ですすいでクレンジング剤を全て取り除く
クレンジングミルクについて、口コミでよく疑問に上がることを解決するべくQ&A形式でまとめました。
クレンジングミルクは界面活性剤の配合量が少ないため、数あるクレンジングの種類の中でも洗浄力が低いです。従って、クレンジングミルクを使ってアイメイクなどのポイントメイクを落とすことは難しいと言えます。
敏感肌だからとクレンジングミルクを使うことにこだわって、ゴシゴシ目の周りを擦ってしまうと肌に負担がかかり、かえって逆効果になるのでやめましょう。
ポイントメイクをした時は、その部分だけ洗浄力の高いクレンジングオイルや専用のポイントメイクリムーバ―を使って落とすのがおすすめです。その方が、クレンジングにかける時間の短縮になるので結果的に肌に優しいと言えます。
クレンジングミルクと一口に言っても、様々なテクスチャーのものが存在します。あまりさらさらとしたものを使うと、手のひらと肌の間にできるクッションの役割をクレンジングミルクが果たせず、摩擦により肌を痛めてしまいます。
クレンジングミルクは、テクスチャーに弾力がありこってりしたものを選ぶと手のひらの圧力を減らせておすすめです。
肌に優しいクレンジングミルクとは言っても、必ず界面活性剤は配合されているため、少なからず皮脂もメイクと一緒に奪われていることは確かです。
特に敏感肌の方の場合、もともと皮脂分泌量が少なくゆらぎやすい状態のためクレンジング後に使う化粧水にも気を配りましょう。また、洗顔後は急激に肌の水分が蒸発するため、できるだけ早く化粧水で保湿することが大切です。
敏感肌におすすめの化粧水
クレンジングミルクは界面活性剤の配合量が少なく、肌に優しいクレンジングができるため敏感肌の方にもおすすめできるアイテムです。ただ、同時に言えるのがクレンジングミルクはクレンジングオイルなどに比べると洗浄力が劣るという点。
ポイントメイクはクレンジングミルクでは落としづらいため、クレンジングオイルなど洗浄力の高いアイテムを使って素早く落とした方が肌への負担が少なくておすすめです。
また、クレンジングミルクにも様々な種類があるため、この記事で紹介した選び方のポイントやおすすめを参考に、自分に合ったクレンジングミルクを見つけてください。