保湿ケアというと化粧水や乳液、美容液、クリーム、パックなど様々なものがあります。
乾燥肌の方にとって、潤った肌を保つためにも保湿ケアは重要です。
私は以前、肌がガサガサに乾燥し、保湿したいのに敏感に傾いてしまい満足な保湿ケアができないという経験をしました。
そんな肌の悩みを解決してくれた、肌が敏感な時でも使えるお気に入りの保湿ケアアイテムをランキングにして3つご紹介していきます。
まず1つ目は、ラ ロッシュ ポゼの「ターマルウォーター」です。
こちらはミスト状の化粧水で、顔はもちろん身体にも使えるので全身のケアができます。
成分は主に「水」です。スプレー式なので、あとは「窒素」が含まれているだけのシンプルな成分構成で出来ています。
配合成分がシンプルで少ないことは、肌に刺激を与える可能性のある成分も少ないということになるので敏感肌の方でも使いやすいでしょう。
赤ちゃんから大人まで家族全員で使えるとうたわれていることにも納得できます。
この成分の「水」として使われているのが、フランス中西部にあるラ ロッシュ ポゼ村の湧水で商品名にもなっているターマルウォーターです。
ターマルウォーターには他の敏感肌用ミストの「水」と比べて、肌に必要なミネラルや「セレン」が豊富に含まれているのが特徴です。
「セレン」はミネラルの一種で紫外線などから体を守る作用や抗炎症作用に優れており、皮膚をすこやかに保ち、乾燥や外部刺激にさらされた肌を整えてくれます。
使い方は肌から20㎝ほど離し、ゆっくりと円を描くようにスプレーし、手のひらで軽くなじませます。
必要に応じて、余分な水分をタオルかコットンで優しく拭き取ります。
スプレーはやわらかな肌当たりで気持ち良く、きめ細かいミストなので均一に肌に塗布できます。
香りも刺激も少なく、誰でも使いやすいスプレーです。
私は肌が乾燥し荒れているときに使っても、刺激をほとんど感じなかったので安心して使えました。
塗布したあとはサラっとしていて、べたつきは気にならないのに、みずみずしく肌のキメを整えてくれます。
全身に使えて肌になじむのも早いので、時間がない時のスキンケアにもぴったりです。
また、メイクの上からでも使えるので日中に乾燥を感じた時や、化粧直しの時にも活躍します。様々なシーンで使える、手軽で便利なミストです。
第2位は、エトヴォスのモイスチャライジングセラムです。
エトヴォスのモイスチャライジングセラムは「植物性プラセンタエキス」や「スクワラン」、「ホホバオイル」、「シアバター」などの植物成分が配合され、肌を保湿しさらにやわらかくしてくれます。
また、「ヒト型セラミド」が5種類も配合されています。
「セラミド」とは水分をはさみこみ、しっかりとキープする働きを持ち、外部の乾燥や刺激から肌を守る働きをする重要な成分です。
その中で「ヒト型セラミド」は、人の皮膚上に存在し、非ヒト型セラミドと比べて肌を外部刺激から守る効果が高いのが特徴です。
この「ヒト型セラミド」がバランス良く高濃度で5種類も配合されているので、モイスチャライジングセラムは保湿・保水効果などが期待できます。
これ1つでセラミドを補う美容液の効果と肌の水分を守る乳液の効果があります。
使い方は、手のひらに2プッシュ出し、顔の中心から外側に向かってゆっくり丁寧になじませます。
テクスチャーはこっくりとしていて、濃厚なうるおいを感じます。伸びも良く、2プッシュで充分です。
肌荒れしている時に使用しても、刺激をほとんど感じません。
香りは、初めだけほんのりラベンダーの香りがしますが、ツンとするような匂いではないので、スキンケアする度にホッと癒されます。
塗布した後はべたつくことなく、しっとりもちもちと弾力のある潤った肌に導いてくれます。
肌本来の成分と植物の保湿成分を組み合わせた美容液なので、一般的な美容液・乳液よりも保湿力が高めです。
しっとりと潤いをキープしてくれるので、乾燥肌の方にはもちろん乾燥により肌荒れしてしまった方にもおすすめです。
今回紹介したエトヴォス モイスチャライジングセラムが試せるエトヴォス トライアルセットの詳細はこちら
エッセンスハーブバームクリームは水を一滴も使用せず、天然成分を凝縮したバームです。
「Whole-eco抽出法」という新技術によって抽出された「プロポリスエキス」は保湿作用・抗菌作用があり、肌表面の常在菌を整え、肌を健やかに導いてくれます。
成分もすべて植物などから抽出されたものを使っていて、オーガニック成分にこだわっています。
夜寝る前のスキンケアとしても、朝の化粧下地としても使えます。
使い方は、スキンケアの最後に全顔でお米2粒分をとり、顔全体になじませます。
テクスチャーはオイルを固めたようなバームで、最初は硬めなのですが指に取り伸ばすと体温でとろけるように柔らかくなります。
硬いまま伸ばそうとすると肌に摩擦を感じてしまうので、手で少し温めて塗るのがおすすめです。柔らかくなると伸びやすくなるので、お米2粒分でも全顔に広げられます。
香りは鼻を近づけると、ハーブのような香りがふんわり香る程度です。優しい香りに癒されます。
塗布すると保湿力もあり、肌に膜をはって保護されているような安心感があります。乾燥し荒れた肌でも刺激はほとんど感じませんでした。
べたつきも意外に少なく、肌表面はなめらかになるため、下地として使っても問題ありません。
むしろ下地として使うと、肌の調子が悪くても日中に乾燥することが減りました。
夜のスキンケアでも乾燥がひどい時に最後に使うと、朝まで乾燥することなく潤いをキープしてくれます。
また、潤いを保ってくれるので唇が乾燥した時にリップバームとして使うのもおすすめです。
マルチに使えるバームなので、乾燥肌の方は1つ持っておくと助かります。
肌が潤っていて健やかな状態のときは、これらのお気に入りの保湿アイテムの良さや他の商品との違いが分からず、スキンケアなら何でもいいと思っていました。
しかし、実際に肌がガサガサに乾燥し敏感になったときに他の商品を使うと保湿どころか、スキンケアの度にピリピリと刺激を感じたり、保湿力に満足できなかったり。
そんな時にこの3つの保湿アイテムを使ってみると、ほぼ刺激なく優しく保湿できるので乾燥が気になる時期や、肌が敏感な時は使い続けています。私はしばらく使っていると、次第に乾燥が気にならなくなります。
敏感に乾燥してしまったときには、とても心強いお守りのようなスキンケアです。
乾燥性敏感肌でしっかりと保湿ケアをしたいのに何を使ってもピリピリしてしまうと悩んでいる方は、ぜひ試してみていただきたいです。