ベネフィークのリセットクリアは、洗顔後の肌に使う拭き取り化粧水です。2020年1月に発売されて以来、人気を集めているアイテムですが、口コミや効果、成分はどのようなものなのでしょうか?実際に体験してレビューします!
※この記事における「浸透」とは、角層までの浸透を意味しますベネフィークのリセットクリアは、洗顔では落としきれない古い角層を浮かせて取り除く拭き取り化粧液です。コットンを使って拭き取ることで、後に使う化粧水や美容液などの美容成分を浸透しやすくすることができます。
拭き取りタイプの化粧水にはめずらしいとろみのあるテクスチャーで、肌への摩擦を抑えた角質ケアができることが特徴です。
緑茶エキス、イザヨイバラエキス、生姜エキスなど植物由来の保湿成分を配合することで、肌のうるおいを守りながら角質ケアすることが可能です。
スキンケアの美容成分の浸透しにくさや肌のごわつきの原因のひとつは、古い角層が肌の表面に残っていること。
ベネフィークのリセットクリアは、洗顔だけでは取り除けなかった余分な角層を拭き取ることで、スキンケアの浸透を良くしたり、やわらかな素肌に導いてくれるアイテムです。
著名な美容家たちも愛用していることで話題を呼んでいるベネフィークのリセットクリア。肌を浄化する、というコンセプトのとおり、洗顔で落としきれなかった汚れを拭き取ることで肌の環境をすこやかに整え、後から使うスキンケアの効果を余すことなく活用できる優れものです。
とろみのあるテクスチャーやスーッとした清涼感、さわやかな植物の香りなど使い心地の良さも魅力のひとつ。
一方、肌質によっては、清涼感がヒリつきに感じられたり、肌に赤みが出ることもあります。エタノールが苦手な人や肌が敏感になっているタイミングでの使用には注意が必要です。まずは店頭でサンプルをもらって試す、使う頻度を調整するなど肌質に合わせて使用しましょう。
口コミサイトやSNSで、ベネフィークのリセットクリアの口コミを調査すると、以下のような声が多く見られました。
スキンケアの浸透力がアップした、肌がやわらかくなった、その他にもメイクのりが良くなった、など高評価の意見が多く見られました!
一方、アルコールが苦手な人など肌質によっては、肌の赤みや乾燥につながることがある様子。基本的には1日2回、朝晩で使って良いアイテムですが、肌質によっては頻度を落として使用したり、まずはサンプルから試してみたりするのがおすすめです。
ベネフィークのリセットクリアを敏感肌の私が実際に使って使用感を検証しました。使い方のコツも解説します!
ベネフィークのリセットクリアは、プラスチックのボトル容器に入っています。150mL入りで、規定量のとおりに使うと、朝夜の1日2回使用して1ヶ月持つ量です。
専用コットンでの使用が推奨されているので、化粧液と合わせて用意しました。専用コットンはブルーのメッシュ面とホワイトのソフト面に分かれていて、拭き取りにはブルーの面を使います。化粧水や乳液などをなじませるときは、ホワイトの面を使います。
専用コットンは化粧液とは別売りで、770円(税込)でした。180枚入りなので、1日2枚使用すると約3か月分に当たります。
テクスチャーを確認するために、まずは手に取ってみました。ぽってりとしたとろみのあるテクスチャーです。
ボトルから出すとすぐに、花のようなさわやかな香りがしました。
コットンのブルーの面にもとってみます。ボトルを傾けると1滴ずつ出てきます。
1回でふたと同じくらいの量を使います。使う前に軽くコットンを折り曲げて化粧液を広げると肌になじみやすくなります。
肌に余計な摩擦を与えないよう、ゆっくりやさしく肌の表面を滑らせます。とろみのあるテクスチャーが心地よく、すっきりとした清涼感があります。
実際に洗顔後の顔にも使ってみると、厚みのあるテクスチャーのおかげでコットンの摩擦が気にならずに拭き取ることができました。
不要な角層や皮脂汚れが取り除かれたおかげか、口コミにあるように化粧水の浸透力がアップして化粧水をなじませる時間がこれまでより短く感じられました!
また、敏感肌の私には、手の甲に使ったときは肌に変化がなかったものの、顔に使ったときは少し肌がヒリヒリとして使用後に赤みが出ました。
10分ほど経つとヒリつきも赤みも消えてそれ以上変化が起きることはありませんでしたが、肌が敏感な人や肌の調子が乱れやすい人は一度サンプルで試してみることをおすすめします。
拭き取り化粧液であるベネフィークのリセットクリアは洗顔の後に使用します。基本的なスキンケアのステップと効果的に使うコツを紹介します。
クレンジング、洗顔をして汚れを落とした後の肌に使いましょう。拭き取った後は、通常のスキンケア同様に化粧水、乳液で保湿します。 朝晩のスキンケアとして、1日2回使えます。
拭き取り化粧水で気をつけたいのが摩擦による肌へのダメージです。化粧水の量が足りないとコットンで拭き取ったときに肌に余計な摩擦を与えてしまいます。
ふたと同じくらいの直径になるようにコットンにとり、適量を使いましょう。
拭き取り化粧液の目的は、あくまでも肌の汚れを落とすことです。リセットクリアにも保湿成分が配合されているものの、そのままにしておくと肌の水分がキープできず乾燥してしまいます。
必ず化粧水と乳液などで保湿しましょう。
力を入れてこすってしまうと、肌が傷ついてトラブルにつながることも。拭き取りの際はなるべく摩擦を抑えるために、そっと肌の上を滑らせるようにします。ひたして、うかせて、からめとる、という3ステップを意識して、ゴシゴシこすらないようにするのがポイントです。
拭き取った後の肌は古い角質が取り除かれたまっさらな状態なので、必ず保湿のステップを行うようにしましょう!
ベネフィークのリセットクリアは、保湿成分も豊富な拭き取り化粧液です。どのような成分が配合されているのか解説します!
保湿成分 | チャエキス、ショウガ根茎エキス、イザヨイバラエキス |
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とろみ成分 | カルボマー、水酸化K |
植物由来の保湿成分が豊富に配合されているのが特徴です。
また、とろみを出す成分が配合されていることで、テクスチャーに厚みが出て化粧液がぴったりと肌を覆うことができ、古い角層や毛穴の汚れを浮かせることができます。
エタノールが配合されているため、肌に乗せたときにひんやりとした清涼感があります。アルコール成分が苦手な人は、まずはサンプルなどから試してみるのがおすすめです!
ベネフィークのリセットクリアは資生堂と提携している販売店でのみ、正規の購入が可能です。 公式でのネット販売は今のところなく、Amazonや楽天で販売されているものについては正規品かの確認が難しい点に注意が必要です。
ベネフィークの販売店は、街中や商業ビルの化粧品専門店、薬局などがメインです。資生堂の公式サイトから販売店を探すことができます。
全国に2800店以上あるので、最寄の店舗を探してみましょう。
価格 | 容量 |
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4,180円(税込) | 150mL |
ベネフィークのリセットクリアは、古い角層を取り除くことのできる拭き取り化粧水です。コットンでそっと塗り広げて拭き取るだけでとろみ成分がしっかりと肌を覆い、余分な角層や毛穴の中の汚れを絡め取ってくれます。
スキンケアの効果が感じにくくなってきた人や、肌のごわつきやざらつきが気になっている人は試してみる価値のある拭き取り化粧水です。実際に体験してみて、とろっとしたテクスチャーとすっとした清涼感、さわやかな香りと、使用感の心地よさも魅力的でした。
一方、乾燥肌の人や敏感肌の人など肌質によっては、使用後に肌の乾燥や赤みなどが出ることもあります。心配な場合は店頭でサンプルをもらって試してみるのがおすすめです。
拭き取り化粧水のおすすめ商品についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。