年齢とともに化粧をしても肌がくすんで見えるという方は増えています。
くすみがあるだけでメイクが映えなかったり、老けて見えやすいので、しっかりケアしたいですよね。
ここでは、くすみの種類についてまとめ、タイプ別に改善法をご紹介していきます。自分のくすみはどのタイプなのか、ぜひチェックしてみてください。
くすみとは、肌本来の明るさが低下して暗く見える状態のこと。
老化や肌荒れなどで角層が厚くなったり、メラニンの影響で肌が暗くなったり、血行不良で透明感がなくなったりすることで起きます。
くすみのタイプは一つではありません。ここでは、くすみのタイプをご紹介しますので、自分のくすみがどのタイプになるかチェックしてみましょう。
加齢によるターンオーバーの乱れで古い角質が肌に残ってしまいくすんでしまうタイプです。
よく肘や膝、かかとに見られるタイプです。
加齢や乾燥で肌のキメが乱れ、肌表面に凹凸ができ、光が乱反射することによってくすみが目立つタイプです。
加齢や疲れ、睡眠不足などでくすむのがこのタイプです。
血色が悪く青黒く見えるのが、このくすみの特長です。
肌の中のタンパク質と糖が結びついたものが体温によって褐色（糖化）するのがこのタイプです。
年齢とともに、この糖化したものが増えて茶色っぽい黄ぐすみを引き起こすのが特長です。
紫外線や肌の摩擦によってメラニン色素がつくられますが、このメラニンが加齢やターンオーバーの乱れで排出されずに残ってしまうのがこのタイプ。
肌に残ったメラニンが色素沈着してくすむのが特長です。
ここでは、タイプ別のくすみケアをご紹介します。
角質肥厚型は、古い角質を取り除くのが効果的。
ピーリング効果のあるAHA(フルーツ酸)や酵素、スクラブで洗顔したり、拭き取り化粧水を使うのがおすすめです。
ただしピーリング系は刺激が強いので、やりすぎてしまうと、逆に肌のリズムが乱れてしまいます。決められた使用法を守って使うようにしましょう。
また、敏感肌の方がピーリングをするときは肌と相談する必要があります。特にAHAが配合されているものや酵素系は刺激が強く、場合によっては肌荒れの原因になってしまいますので気を付けましょう。
乾燥によるくすみケアには、保湿が一番です。
そのため潤い成分であるセラミドやヒアルロン酸、それからコラーゲンやアミノ酸などを積極的にスキンケアに取り入れるのがおすすめです。
また普段のスキンケアにプラスして週に何回かは保湿美容液やマスク、パックなどの集中ケアをしてあげるのも効果的ですよ。
このタイプは血行を良くするのが大切なので、代謝を上げる適度な運動を取り入れてあげるといいでしょう。
なかなか運動ができない方はスキンケアついでにマッサージやホットタオルを取り入れたり、シャワーではなく入浴するようにすると血行が良くなります。
入浴時に代謝を上げてくれるカプサイシンや炭酸系の入浴剤を使うとより代謝がアップしますよ。
さらにスキンケアではビタミンE誘導体を取り入れたり、食事では体を温める食事や飲み物を積極的にとると血行が良くなりますよ。
このタイプは糖化を防ぐものを取り入れるのが大切です。
効果的な成分はビタミンB1,B6、ビタミンC誘導体、クエン酸、αリポ酸などがありますので、毎日のスキンケアやサプリで取り入れるのがおすすめです。
また、カモミールやドクダミは抗糖化作用があるので、食事に積極的にとりいれたい飲み物。
血糖値があがる食事は糖化くすみの原因になりますので、スキンケアとあわせて食事の見直しが大切です。
このタイプは紫外線が原因なので、紫外線対策や美白ケアが大切です。
外にいる時と部屋にいる時とで使用する日焼け止めも違いますので、SPFやPAは場所によって使い分けすることが大切です。
日焼け止めは、屋外であればSPF値をチェックし、通勤程度であればSPF30を目安に選びます。室内で過ごす場合はPA値をチェック。日常生活ではPA++程度あれば十分です。
スキンケアにはビタミンC誘導体やレチノールが美白に効果的な成分になりますので、積極的に取り入れたいところ。
筆者もマストで使っているリップケアアイテム。
| 価格 | 使用期間 |
|---|---|
| 1,980円（税込） | 7日分 |
万能のくすみケアとしておすすめなのがこのアイテム。
このアイテムで筆者が特に注目したのが「角質ケアと日焼けによるシミ・そばかすのケアの両方ができるところ」でした。
まず、洗顔はクリーム状のクレイでマイルドな洗い心地で、スクラブやAHAとは違って刺激を感じにくいです。
実際に敏感肌の筆者も使ってみたのですが、洗った後、肌がつるんとするのを実感しました。保湿力が高く、乾燥が気になる筆者でもしっかり潤ってくれました。
さらに、紫外線対策に有効なビタミンC誘導体やハイドロキノンが入っているので、日焼けによるシミなどのケアとしてもおすすめ。
ゆらぎ肌でキメが乱れすぎてる時だと刺激を感じることもありますが、敏感肌でもくすみ対策に使いやすいアイテムでした。
くすみのタイプは様々です。それぞれタイプごとにケアの方法も違いますので、自分がどのタイプのくすみかを見極めることが大切です。
一つだけのタイプの方もいれば、いくつかタイプが組み合わさっている方もいると思いますので、まずは自分のタイプを知るところから始めましょう。
