人によって差はありますが、秋の肌は夏の急激な温度変化や強い紫外線によるダメージを受けているので、ゴワゴワとした感触だったり、いつもより乾燥していたりとターンオーバーが乱れる傾向にあります。
ターンオーバーが乱れるということは、肌の生まれ変わりがうまく機能していないということなので、肌の表面に古い角質が残ってしまい本来ないはずの凹凸ができてしまうので、スキンケアの効能効果を感じにくくなってしまうことにつながってしまいます。
そこで混合肌(乾燥+普通)の私がおすすめするのは、主にうるおいを重視したスキンケアです。
第1位はELIXIR WHITE(エリクシール ホワイト) の「エンリッチドクリアクリームTB(医薬部外品)」です。
“つや玉”で話題のELIXIRの中でハリと美白が期待できるホワイトシリーズから出ているナイトクリームです。
資生堂が独自で開発した「4MSK」という美白有効成分を配合しており、メラニンの生成を抑制するだけでなく、蓄積されたシミのもとであるメラニンの排出を促してくれますよ。
使い方はパール粒3つ分くらいを手にとり、化粧水と乳液の後にうるおいをとじこめるように顔全体になじませます。
ジェルのようなテクスチャーなのでベタつくことがなく、暑さが続いている秋でも嫌悪感なく使うことができました。
部分的に乾燥する肌質ですが、ベタベタせずに朝までうるおいを残してくれるちょうど良いクリームというのが私の印象です。
9,350円(税込)で約4ヶ月分使うことができます。ちなみになくなった時は8,800円(税込)のお得な詰め替え用がありますよ。
気温がぐっと下がるこの時期、毎年のようにカサカサした頬に悩まされるのですが、こちらを使っていることもあり今年の季節の変わり目には乾燥が感じられなかったので第1位に選びました。
第2位は、2017年9月に発売して以来人気が続いている、AYURA(アユーラ)の「リズムコンセレート」という美容液です。
“くり返す肌あれ、乾燥肌。本気でケアするならこの美容液。”というキャッチフレーズを見た時に、まさに私の肌だなと思って試したのがこちらを知るきっかけとなりました。
ヒアルロン酸の約2倍の保水力をもつ「スーパーヒアルロン酸」が配合されているので、つけたその日からもちもち感が感じられます。
化粧水と乳液の間にプラスするだけなので、肌に夏の疲れが感じられた時にプラスするだけという手軽さも魅力です。
例えばこれが化粧水や乳液など、毎日欠かさず使っているアイテムだった場合、使っているものを残したまま別のものを使うということになるので避けたいところ。ちなみにスキンケアの開封後はなるべく早く使わなければならないので、一度開封したら最後まで使い切りましょう。
リズムコンセレートはみずみずしいテクスチャーで、なんといっても深呼吸しなくなるようなリラックスできる香りに癒されました。ローズマリーやベルガモットといったアロマの香りなので、朝出かける前と夜寝る前にホッと落ち着いた気持ちになります。ちなみに両手で鼻と口を軽く覆い、大きく深呼吸するととてもスッキリするのでおすすめです。
この美容液は化粧水の後、朝と夜のスキンケアで使うことができます。2プッシュ手に取って塗布すると、スッと肌になじむ感じ。ベタベタすることがないので、その後に使う乳液やクリームの妨げになることもありません。
8,800円(税込)で約1.5ヶ月分使うことができます。確かにこれ一本で、秋に入るとカサカサしがちなフェイスラインの乾燥部分が気になりにくくなったのですが、お値段の割にあまり量が多くなく使える期間が短いので第2位となりました。
第3位は今やコンビニやドラッグストアなどどこでも手に入れることができる、毛穴撫子の「お米のマスク」です。
スライダー式の袋におかっぱの女の子が描かれている、独特のパッケージを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
私は夏から秋あたりまで、小鼻まわりが皮脂でベトベトになるのに洗顔をすると乾燥してゴワつくという悩みがありました。毛穴にアプローチをしてうるおいで満たしてくれるシリーズとして知られている理由は、「コメ発酵液」という保湿に優れた成分が入っているからです。そこで、保湿効果が期待できるフェイスパックならば、小鼻まわりも乾燥しなくなるのでは?と思い取り入れてみました。
パックはメーカーによって取り入れるタイミングが変わってくるのですが、シートに含まれた美容成分が化粧水のテクスチャーと似ていたので、私は化粧水の代わりに使いその後に乳液とクリームを塗っていました。
こちらは、プチプライスのフェイスパックの中で一番といっていいほど厚みがあり顔にフィットします。ドラッグストアで取り扱っている1,500円以下のフェイスパックのほとんどは、つける時に安定しないほど薄く、あっという間に乾いてしまうものが多いのですがこちらは厚みがあるため15分ほどつけていてもまだ美容成分がシートに残っていました。
秋口の特に不安定な日に取り入れていますが、翌朝の洗顔の時までうるおいが続くので気に入っています。715円(税込)で10枚入っていて、取り扱い店舗が多く手に入れやすいというのも魅力のひとつです。
しかし、アラサーの肌には保湿+αの効果が欲しいところ。また、スライダー式の袋はきちんと閉めていても横にしたり逆さにすると、液もれしてしまうという気になる点があったので今回は第3位となりました。
季節の変わり目の中でも特に変化が大きい夏から秋にかけては、普段肌トラブルが起きないという方でも「あれ?いつもの肌と違うような気がする…。」という方も多いはず。それは、夏の過酷な環境に肌が疲れを表しているということ。
まずは肌にたっぷりうるおいを届けて“ゆらぎ期間”から抜け出すことを第一にスキンケアをしてみましょう。夏のあいだに乱れてしまったターンオーバーを整えてあげることが大切です。
冬に入ると皮脂量は減るものの、気温や湿度が低くなるためますます乾燥しやすくなります。秋のうちに夏の肌の疲れをケアし、冬の乾燥に備えましょう!