気がつくと唇がガサガサ…乾燥して縦ジワが目立っている気がする…なんていうことはありませんか?
そんな時はたいてい唇の角層表面だけ乾燥している場合が多く、1週間くらい経つと角層は新しく生まれ変わります。
ですが、ティントリップやラメ入りのリップなど唇に負担がかかるアイテムを使用したり、無理に唇の皮を引っぱって剥がしてしまったりすると、通常よりも角質の再生に時間がかかってしまいます。
そこで普段のケアに取り入れたいのがリップスクラブです。
「ボディー用スクラブは売っているのを見かけるけれど唇用はどこで売っているの?」
「スクラブってザラザラしているから唇に良くないのでは?」
という疑問に答えながら、私が実際に試してみて良かったリップスクラブTOP3をご紹介したいと思います。
リップスクラブは塗布してからマッサージをして洗い流すというちょっと手間がかかるタイプのものが多いです。
TOP3でご紹介するアイテム以外ののリップスクラブもいくつか見ましたが、マッサージと洗い流しが必要なものがほとんどです。
ケアをする時間の余裕がある時は楽しみながらできますが、そうでないことの方が多いのも事実…。
加えて私は面倒くさがりな性格なので、アイテムごとに推奨されている使用頻度よりも使う回数が少なくなってしまいがちなのですよね。
「リップスクラブを使ってみたいけれど、時間も手間もかけたくない」という方におすすめなのが、Dior(ディオール)の「アディクト スクラブ&バーム」です。
なんとこちらはスティックタイプのリップスクラブで、スクラブ機能に加えてバーム機能もあるという優れもの。
公式では1品2役とされていますが、ほんのりピンク色になり色付きリップクリームのように使えるので1品3役になっています。
私は限定で販売されていた「002 ラズベリー」を買って使ったのですが現在は、販売が終了しています。現在も販売されている「001 ピンク」と比較して強めの発色だったので口紅いらずで気に入っていました。
ちなみに「001 ピンク」はほんのり色づくくらいなので、ナチュラルメイクの時におすすめです。
スティックの表面にお砂糖の小さなつぶつぶがあり、これを唇にのせて良いものかと初めて目にした時はびっくり。
唇にのせると少しの間ザラッとした感触がありますが、あっという間に溶けてバームに変化し、ツヤっとした唇に。ほんのり甘い香りがするので付けるたびに癒されます。
外出先や旅行先で唇のゴワゴワ感を感じた時に、サッとひと塗りで余分な角質除去とケアがかなうので、なかなか時間をかけたケアができないという方や面倒くさがりの方にぴったりです。
第2位は、イギリスの化粧品会社として有名なLUSH(ラッシュ)の「リップスクラブ バブルガムフレーバー」です。
LUSHはリップスクラブの種類が群を抜いて多く、様々な香りや使用感があるのでお気に入りの一品を見つけるのにもってこいのショップで、実際に店頭で試してみて甘い香りが好きな私はこちらを購入しました。
手の平サイズのジャータイプケースを開けると、いちご味のかき氷を連想させる派手なピンク!その名の通り、実際に使うと甘い海外のお菓子のような幸せな香りがします。
主成分が砂糖なのでうっかり口に入ってしまっても甘い味でした。
※ 食べ物ではありません。
リップケアアイテムなのに味の評価なんて!と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、唇のアイテムを選ぶにあたり「不快な味やにおいがしないこと」というのは大切なポイントのひとつなのですよ。
さらに、唇のケアは肌同様にモイスチャー成分が含まれているのが選ぶポイントのひとつですが、こちらにはヒトの皮脂と相性がいいとされている「ホホバ種子オイル」が配合されているので、マッサージした後にカサつくことなく余分な角質だけ落としてくれます。
スイカの種ふたつ分くらいの少量を指にとり優しくマッサージした後、洗い流すかコットンで拭き取るのですが、使い終わった後に「余分なものがスッキリ落ちた感じ」があります。
ヒリヒリしたり刺激を感じることはほとんどありませんが、スクラブを取り除いた後はリップバームやリップクリームを使用するのがおすすめだとスタッフさんに教えていただきました。
スクラブの使用後にはリップバームやリップクリームで唇を保湿してあげましょう。
第3位は2位と同じブランドLUSHの「リップスクラブ ミントフレーバー」です。
ミントフレーバーはバブルガムフレーバーと香り違いのアイテムで、ジャーの中身はくすんだ白いスクラブがたっぷり。
こちらもバブルガムフレーバー同様に、モイスチャー成分のホホバ種子オイルが含まれています。
また、その名の通り「ペパーミントオイル」が配合されているので、使っていると目が覚めるようなスッキリした香り。
店頭で試した時は鼻からスーッとミントの香りが抜けて、眠気覚ましのガムを噛んだ時のような気分になりました。
LUSHのリップスクラブを使うにあたり一点注意しなくてはいけないことがあります。
ミントフレーバーもバブルガムフレーバーも保存料を一切使用せず、新鮮な原材料を使って作られているため、気温が高い時期は溶けないように涼しい場所に置いておくようにしなければなりません。
その一点だけを気をつけてお使いください。
今回はリップスクラブについてご紹介しました。どのブランドでも取り扱っているというアイテムではないので、お試しや購入する際の参考になれば嬉しいです。
どなたも一度は唇のゴワつきやカサカサを感じたことがあることでしょう。そんな時に普段のリップケアにプラスワンアイテムとして取り入れるのがおすすめです。
ご紹介したリップスクラブはすべて「シュガースクラブ」といって砂糖由来のスクラブとなっています。砂糖には優れた保湿効果があるため、うるおいを与えてふっくらとした唇にしてくれます。
また、粒子が細かいのでマッサージをしても、しみたりジャリジャリとした刺激を感じることがありません。
通常であればターンオーバーの周期が1週間程度とされている唇ですが、毎日のリップメイクや紫外線の影響などで周期が長くなっている方がほとんどだと思います。
うるおいの足りない唇は、口紅やリップグロスが綺麗に付かない理由の一つにもなります。毎日のリップメイクを綺麗に仕上げるためにも、リップスクラブを試してみてくださいね。