顔の赤みが気になるはなさんに、コスメコンシェルジュのとんちゃん。・皆川みほ・笹野かずが赤ら顔や毛穴対策となるスキンケアをアドバイスします。
また、おすすめのスキンケアアイテムも紹介します!
コントロールカラーは色相環で見たときの、反対色の補色を使って打ち消すことが基本です。赤みを消したい場合はグリーンのコントロールカラーなどを使用するのが良いといわれるのはこのためですね。
ただ質問者様は、普段あまり外出されないという事なので、日焼けもほとんどしていないのではないかと思われます。日焼けをしていない色白さんがグリーンのカラーコントロールを使うと、肌全体の血色が悪く見えてしまう場合があります。
私も色白なのでグリーンを使うとやはり肌が暗くなってしまいます。
色白の人が肌の赤みを消したいという場合は、黄色を使うことで、赤みを薄くすることができます。コントロールカラーをイエローにしたり、ファンデーションの色を少し黄味がかったオークルにすると目立たなくなります!
赤ら顔はメイクでカバーするだけではなく、顔の赤みの根本的な原因を取り除いていきたいものです。
赤ら顔は、乾燥が原因という場合があります。
私自身も、コスメカウンターや肌診断をしてもらうと「乾燥してますね〜」と言われます。
乾燥によって赤ら顔になっている場合、保湿をメインとしたスキンケアをしていくことが重要ですが、化粧水でしっかりうるおいを与えていても、蓋が出来ていないと、水分はどんどん蒸発してしまいます。
季節によって乳液やクリーム、オイルなどを活用して『うるおいを逃さない』スキンケアを心がけるようにしていきましょう。
メイクをすると皮剥けのように見えてしまうとのことですが、メイク前のお肌がしっとりと健康的ということなので、ターンオーバーの乱れによって古くなった角質が肌の上に残ってしまっている可能性が高いです。
古い角質をしっかり取り除いていないと、スキンケア後の質感も変わってきます。
普通肌であれば、ピーリングやスクラブを活用するのも手段の一つです。
また拭き取り化粧水を使用するのも効果的です。
また、肌のターンオーバーを促すためには代謝アップも必要です。食事や生活習慣を改善することで代謝アップを図るようにしましょう!
初めまして!コスメコンシェルジュの皆川みほです。お肌のお悩みについてのご質問を拝見しました。
赤ら顔と乾燥は私も大学生のころから悩んでおりますので質問者さまと同じです。
ご自宅からでも購入できるスキンケアのご紹介をさせていただきますね。
オルビスのアクアフォースラインは私も20代前半に使っていた経験がありますが、混合肌(乾燥+普通)の私には少し保湿力に物足りなさを感じた記憶があります。
質問者さまがおっしゃる通り、メイクの後にすでに乾燥部分が気になっていました。ちなみに当時はベタつきが苦手だったためさっぱりタイプのトライアルを使いました。
私がおすすめしたいスキンケアは、同じくオルビスシリーズから2018年に発売した「オルビスユー」シリーズです。
ウォッシュ(洗顔)とローション(化粧水)、モイスチャー(保湿液)があり、私はローションとモイスチャーを使ってみました。
アクアフォースラインとはまた違い、ローションだけでしっとりとした感触になります。ボトルを上下に振ると外側からでもとろみがあるのが分かりますよ!「ローションだけでもいいかも!」と思うほどですが、こちらにモイスチャーをプラスするとますますぷるんとした仕上がりになり朝起きるまでしっとりしています。
オルビスユーシリーズは、オルビス独自の「濃密ウォータージェリー」という処方となっており、保湿効果が期待できる「プロパンジオール」という成分が配合されているので、カサカサを感じていらっしゃる質問者さまのお悩みに合ったスキンケアです。
ちなみに私は朝のメイク前にモイスチャーを使うと保湿力の高さからパウダーファンデーションのヨレが気になったので、ローションだけを使っていました。
ファンデーションがポロポロと落ちてしまったり、メイク後にすでに乾燥が気になるとのことですので、まずは保湿力の高いスキンケアに変えてみることをおすすめします。
もう一つのお悩みの「赤み」ですが、皮膚の薄さから現れる赤みであれば、マッサージクリームを使い週に2〜3回マッサージすることで、血行が良くなり赤みが目立ちにくくなると以前美容部員さんからアドバイスをいただいたことがあります。
私は「マッサージクリームをわざわざ用意するのはちょっと…。」という気持ちがあったので、乳液やクリームなどとろみがあり肌への摩擦が少ないものを代用して行っています。
質問者さまもお時間のある時にぜひお試しくださいね。
今回はスキンケアをメインにご紹介させていただきましたが、ベースメイクについても少しご紹介させていただきます。
グリーンの下地は赤みが気になる方にぴったりのカラーですよね。下地だけで赤みが消えないなというときは、部分的にコンシーラーを使うのもおすすめですよ。
赤ら顔と毛穴が気になり、メイクをすればしっとりしていたはずの肌が、カサカサしてきて、ファンデーションがポロポロしてくる。肌の悩みを隠そうと厚塗りになりすぎたり、こすったりすると、逆に汚くなってしまう場合があります。
ファンデーションを厚塗りするのではなく、化粧下地、コンシーラーも活用して肌の悩みをカバーしましょう。化粧下地は肌全体にたっぷり塗るのではなく、適量を守りましょう。毛穴が気になる部分にのみ重ねづけして使うと塗りすぎを防げます。それでも、毛穴や肌の赤みが気になるようであれば、コンシーラーも活用しましょう。
メイクする際は下地作りがとても大切です。化粧水や乳液が肌になじむ前に、下地を塗り、ファンデーションを重ねると、メイクが崩れてしまいます。
化粧水、乳液が肌になじんだかどうかの目安は、さわってみるとわかります。化粧水や乳液が手につかず、吸い付くようにピタっとフィットしたら、なじんだサインです。
なじんだなと感じてからメイクを始めるようにしてみてください!
質問者さんが使用されている、オルビスアクアフォースはオイルフリーで、保湿成分も配合されており、角質層にうるおいが届くように、浸透力、保水力を高めたシリーズなのでおすすめです。
もしも、オルビスでは少し物足りない、乾燥が気になるということであれば、肌の表面を保護し、水分の蒸発を防ぐ「ワセリン」あるいは「セラミド」配合の化粧品をライン使いしてみてください。
「ワセリン」は、石油系であることから肌に負担がかかるのではないかと思う人もいるかもしれません。確かに、ワセリンは石油を原料としています。
しかし、石油そのものというわけではなく、石油に含まれる不純物を取り除いた成分です。
皮膚を外部刺激から守る保護効果にすぐれ、乾燥が気になる肌のケアには適しています。