肌が乾燥しやすい方は、洗顔含め、スキンケア全てをしっとりとした保湿力が高いもので揃えていることが多いのでは?
保湿重視のクレンジングや洗顔料だけでは、古い角質や皮脂が洗い落としきれないことも。
そこで今回は、乾燥肌の方にも簡単に使用できる毛穴対策アイテムを3点ご紹介したいと思います!
しっかり汚れを落とそうとゴシゴシと力を加えて洗顔をしたり、毛穴を指で押して角栓を出したりすることは、肌が傷ついてしまうだけではなく、肌の乾燥を悪化させたり、余計に毛穴が広がることに繋がるので絶対にNG!
頑張らなくても洗顔料を変えるなどの方法で、日々のスキンケアに少しだけアイテムをプラスするだけで、簡単に小鼻の黒ずみは解消できるんです。
汗や皮脂が多く分泌される夏の暑い時期は、詰まり毛穴を解消してくれるスペシャルケアを取り入れましょう!
この3点はすべてドラッグストアで購入しました。お店で気軽に購入できるところもポイントです。
洗顔は洗い方ひとつで肌の潤いが変わります。皮脂吸着系の比較的さっぱりとした洗い上がりの洗顔料でも、指で肌を擦ることなく、泡で洗ってあげることで、肌の潤いを保つことができますよ。
洗顔料で小鼻をきれいにするならサボンドロンのチャコールインクレイソープがおすすめです。
モロッコの溶岩クレイ(ガスール)と炭を中心とする7種の泥が配合された、毛穴汚れをすっきり洗い流してくれるクレイソープ。
しっかりと泡立てて洗い流すタイプの洗顔料です。小鼻だけでなく、通常の洗顔料としてお顔全体に使用できます。
水分を多く含んだ、ややソフトな柔らかさのクレイソープ。うるおい成分として配合されているジンジャーエキスをはじめ、天然精油のグレープフルーツ果皮油やベルガモット果皮油が、夏らしいさわやかなシトラス系の香りを引き立てています。
クレイソープにありがちな、泥っぽい香りがしないのも嬉しいポイント。泡立てネットが付属しているので、泡立てネットでしっかりと泡を立てて洗顔します。
ふんわり、もこもこの泡。ぎゅっと手で握っても潰れない、濃密な泡です。
実際に泡を肌の上にのせると、弾力のある泡がクッションとなって、指での摩擦の負担をかけることなく洗顔することができます。
チャコールインクレイソープのお気に入りのポイントは、なんといっても洗い流した後の肌のツルツル感。
しっかりと肌のざらつきや毛穴汚れを洗い流してくれるのに、洗い上りの肌はつっぱらずにしっとりとした感覚。
それは、皮脂を吸着するクレイだけではなく、アルガンオイル、アボカドオイル、ジンジャーエキス、はちみつ成分などのうるおい成分でもバッチリ配合されているから。肌がつるりと滑らかになるような洗い心地です。
毛穴汚れをすっきりさせるには、まず洗顔。
普段保湿力の高い洗顔を使用している方は、皮脂を吸着してくれるチャコールインクレイソープ洗顔がおすすめです。
いつもの洗顔で肌がざらつくような感じがする、夏向けのすっきりとした洗い上がりが欲しい方に向いています。
モロッコ産ガスール、赤泥、紅岩塩スクラブを配合した、おでこ・小鼻のTゾーン専用の乾かして洗い流すパック。
「紅岩塩スクラブ」と聞くと、つぶつぶとしたスクラブが入っていて、マッサージをするようなイメージが湧きますが、こちらのパックはマッサージする必要はなく、小鼻に塗布して乾燥させた後に洗い流すタイプのパックです。
手に取ってみると、若干ツンとした香りがしますが、鼻につけるとあまり気になりません。
やや固めのテクスチャー。
一定量で抵抗なく伸ばすことができ、ダレることなくピタッと小鼻に塗布することができます。
こちらのパックはマッサージする必要はありませんが、小鼻に塗布する際、指でくるくると毛穴にしっかりとなじませるようにつけることがポイント。
毛穴汚れを吸着させるため、毛穴一つ一つに密着させながら、あまり厚塗りにならないようにしながら均一に伸ばしてください。
約5分後、徐々に乾燥した部分の色が薄く変化していきます。このパックが面白いのは、毛穴が浮きたって見える所。
ポツポツと毛穴部分の色が濃く見えるので、しっかり毛穴に吸着していることが分かります。
パックの乾燥が進むと、やや肌が引きつるような感覚がしますが、鉄分を多く含み、吸収性が高い赤泥(レッドクレイ)に保湿効果があるので、洗い流すとつるりとした小鼻に。
毛穴に吸着している様子が目で見て確認できます。TSURURIのパックは特に小鼻の黒ずみが気になる方におすすめ。
皮脂を吸着する特徴のある珪藻土をメインとして配合している、洗い流すタイプのパック。
「珪藻土」に空いている無数の小さな穴が皮脂汚れを吸着するのが最大の特徴です。
ざらつきやすいおでこや小鼻などのTゾーン、あご周りの部分使いに向いています。
まるでジェルのようにぷるりとした、水分を多く含むやわらかいペースト状のパック。
小鼻にするすると簡単に伸ばして塗っていくことができます。また、スーッとひんやりとした清涼感があります。
左の写真が塗布直後、右の写真が3~4分間置いて乾燥させた状態。乾燥してもあまり色の変化がありません。
べたつきをさっぱり洗い流してくれるから、皮脂分泌の多い場所に部分的に使用するのがおすすめ。
エタノールとメントールが配合されているので、ご紹介した3点のアイテムのうち、一番清涼感があります。
珪藻土はその高い皮脂の吸収性から、肌の乾燥が心配でしたが、肌の潤いを守るスクワランが配合されているため、洗い流してみるとつっぱったり乾燥したりするような感覚はありませんでした。
肌がしっとりとするような高い保湿性はありませんが、すべすべとした肌に整えてくれます。
肌がクールダウンし、夏の暑い時期は心地よい爽快感が得られますが、エタノールに敏感な方、肌が乾燥しやすい方は、頬・目の周りに付着しないようにするなど注意が必要になります。
乾燥肌さんへのアイテムチョイスのポイントは、乾かして「はがす」タイプのものを選ばないということ。
乾燥肌の方には乾燥させてはがすタイプではなく、洗い流すタイプをおすすめします。
小鼻のパックは乾かしてはがすタイプもありますが、パックを乾かしすぎるとパックが肌に密着しすぎてしまい、はがす際に肌の角質も同時にはがしてしまう恐れがあり、肌が赤くなったりヒリヒリしたりと、肌に負担がかかることも。
いちご鼻ケア対策のアイテムは、皮脂を根こそぎ取ってしまうような脱脂力が高いものや、使用感がさっぱりしすぎるイメージがありますが、乾燥肌の方はうるおいを同時に与えてくれる成分が入ったものを上手にチョイスすれば、乾燥を気にせずに毛穴のケアができます。
今回は乾燥肌でいちご鼻が気になる私、橘茉莉花が愛用している小鼻の毛穴ケアアイテム3点をご紹介しました。
乾燥肌で鼻の周りの黒ずみが気になっている人や、イチゴ鼻を気にしすぎて炭やクレイ系の洗顔で肌が乾燥しすぎてしまった方は、ぜひ一度試してみては?
小鼻の黒ずみを撃退して、もっと理想の肌を目指しましょう!