敏感肌の乾燥対策にぴったりと評判のエトヴォス モイスチャーライン。
脂性肌だけど目元・口元の乾燥が気になったり、季節の変わり目にお肌が赤くなってしまったりする私が、お試しセットを使ってみた感想をお届けします。
公式オンラインショップで注文して、翌日には発送連絡があり、注文の翌々日に到着しました。
エトヴォスのロゴが入った小さな段ボールを開封すると、お試しセットが気泡緩衝材に包まれて入っています。
お試しセットは、エトヴォスのロゴ入りのビニールポーチに入れられていて、このポーチは厚みのあるしっかりしたつくりなので、旅行に持っていくのにもぴったりです。
ポーチの中にはスキンケアアイテムのほかに、商品を紹介したカードが同封されています。
※現在の内容とは異なります
エトヴォスのクリアソープバーは名前の通り、透明な固形石けんです。
まずは石けんをぬるま湯で濡らし、手で泡立ててみました。
やや溶けにくい感じがしましたが、10回くらい手の中でくるくるとこすって泡立てると、細かい泡が作れました。
石けんが少し硬く手では泡立てにくく感じたので、洗顔ネットを使用して泡立てていきます。
5回ほどこすって泡立てると、こんなにたっぷりもこもこの泡を作ることができました。
エトヴォスのクリアソープバーの魅力のひとつは、「濃密なもこもこの泡」がお肌に密着して余分な皮脂汚れまで落とすことなので、しっかりと泡立てたい人はぜひ洗顔ネットを使用して泡立ててください。
洗い上りは、非常にすっきり・さっぱりしていますが、洗顔後数分おいてもつっぱりやきしみを感じることがありませんでした。
クリアソープバーは、通常の機械を使って練る固形石けんの20~30倍の時間をかけ、手作業で「ヒト型セラミド」や「シロキクラゲ多糖体」といった保湿成分を濃縮させるこだわりの石けん。
90日間かけて3度の乾燥と熟成をくりかえすことで保湿成分の配合濃度が上がるため、すっきりとした洗い上りながら、乾燥しにくいというわけなのです。
固形石けんには、「枠練り石けん」と「機械練り石けん」の2種類があります。
エトヴォスのクリアソープバーの製法は「枠練り」ですが、機械練りとどう違うのか、見ていきましょう。
<枠練り石けんと機械練り石けんの違い>
固形石鹸の種類 | 固形石鹸の特徴 |
---|---|
枠練り石けん | 美容成分を配合できる 製造の手間がかかるので高価 |
機械練り石けん | 溶けやすく、崩れやすいが、泡立ちがよい 「石鹸素地」という成分がほとんどなので、美容成分を配合しにくい 安価で大量生産ができる |
機械練り石けんは生産の手間がかからず安価に製造できる点が魅力的ですが、「汚れを落とす」以上の機能をつけることが難しくなります。
ですが、エトヴォスのクリアソープバーは手作業の枠練り石けんなので、3種類のヒト型セラミドやシロキクラゲ多糖体を配合して、乾燥肌にぴったりの石けんに仕上げることができるのです。
エトヴォスの化粧水は洗顔後、500円玉大を手にとり、顔全体になじませたあと、手のひらでやさしくプレスして使います。
とくに乾燥が気になる部分には重ねづけするのがおすすめです。
ややねばりのあるテクスチャーで伸びが非常によく、少量でも顔全体にしっかりと伸びてくれますが、すーっとなじんで、ベタつきなどは感じません。
ラベンダーが微かに香るのが心地よいです。
エトヴォスのモイスチャライジングローションの特徴は、保湿成分「POs-Ca®(ホスホリルオリゴ糖カルシウム」が配合されていることです。
水分をしっかり抱えこむことで、肌に潤いを与えることができるので、乾燥肌さんにはぴったりの成分ですね。
エトヴォスの美容液・モイスチャライジングセラムの1回の使用量の目安は、1円玉大です。
顔全体になじませ、化粧水と同じように乾燥が気になる場所には重ねづけをすることが推奨されています。
絞り口がフラットではなく、細い凸型になっているので出しやすく、また切れやすくて絞り口が汚れにくいのが魅力的です。
化粧水よりもラベンダーの香りを強く感じるので、ラベンダーの香り・強い香りが苦手な方は気になってしまうかもしれませんが、このあとクリームを使用したあとはほとんど気にならなくなります。
乳液のような軽いテクスチャーで、化粧水でしっとりとうるおったお肌にすべるようにのびて、ハンドプレスするとぬるつきは残りません。
人のお肌が持っている成分に非常に近い「ヒト型セラミド」が5種類配合されていて、軽い質感ですが、つけ心地はしっとりとしていて物足りなさはなく、脂性肌の私は美容液まででスキンケアを終わらせてしまってもいいかな?と思う仕上がりでした。
エトヴォスのモイスチャライジングクリームは、1回につきパール粒大が使用の目安で、とくに乾燥が気になる目元・口元・頬などに集中的になじませて使います。
顔全体に使用するのかと思っていたので、部分的に使用するのは意外でした。
こちらもラベンダーの香りがしますが、化粧水と同じくらいのやわらかい香りで、邪魔に感じることはありませんでした。
クリームにしてはやや固めのテクスチャーですが、気になる部分にぴたっと密着して、白浮きもしません。
硬めの質感なので、脂性肌の私にはやや重いつけ心地に感じられましたが、時間をおくとなじんでベタつき・ぬるつきなどはありませんでした。
朝のスキンケアのすぐあとにメイクをするのではなく、なじむまで10分程度おいてからメイクをするのがおすすめです。
美容液と同様に、「ヒト型セラミド」が5種類配合されていて、夜のスキンケアに使って朝起きると、お肌がしっとりもっちりとしていて、ヒト型セラミドの角質層への浸透を感じました。
お試しセットでは小さなジャーに入っているので指でとるときに固さを感じましたが、本製品ではチューブに入っているのでより使いやすそうですね。
エトヴォスモイスチャーラインのお試しセットで、化粧水以外に配合されている保湿成分「ヒト型セラミド」。
セラミドとは、人のお肌がもともと持っている成分で、お肌の水分をキープしてうるおいを保つバリア機能を担う「細胞間脂質」の主成分となっています。
健やかで美しいお肌にはこのセラミドが多く含まれているのですが、セラミドは年齢を重ねることで減少してしまう特徴があり、そのため加齢によってお肌が乾燥しやすくなる人が多いのです。
減少してしまったセラミドは、スキンケアや食品で補う必要があるので、ヒト型セラミドが配合されているエトヴォスモイスチャーラインのスキンケアコスメは、乾燥肌にぴったりのスキンケアといえます。
一口にセラミドといっても、実はセラミドの中にも種類があります。
<セラミドの種類>
セラミドの種類 | セラミドの特徴 | 成分名の例 |
---|---|---|
ヒト型セラミド | 人の肌が持っているセラミド とほとんど同じ構造 肌に非常になじみやすい やや高価 |
セラミド1、2、
3,4, 5,6、 6Ⅱ、7 |
動物性セラミド | 人の肌になじみやすい 調達が難しく高価 |
ウマスフィンゴ脂質など |
植物性セラミド | 角質層になじむまで やや時間がかかる 調達しやすい安価 |
ウコメヌカフィンゴ糖脂質など |
合成(疑似)セラミド | 保湿効果がやや低い | ヘキサデシロキシPG ヒドロキシエチル ヘキサデカナミドなど |
ヒト型セラミドの特徴は、人の肌が持っているセラミドとほぼ同じ構造なので、お肌に非常になじみやすいということです。
他のセラミドに効果がない、というわけではありませんが、乾燥肌対策をしっかりしたい人にはヒト型セラミドが一番おすすめです。
エトヴォスのモイスチャーラインはヒト型セラミドが配合されているため、乾燥肌の方にはオススメとなっています。
さらに、ヒト型セラミドの中でも種類があるので、エトヴォスモイスチャーラインで使用されているヒト型セラミドにどんな特徴があるのか、見ていきましょう。
<エトヴォスモイスチャーラインに使用されているヒト型セラミドの種類>
ヒト型セラミドの種類 | ヒト型セラミドの特徴 |
---|---|
セラミド1 | 水分保持機能 外的環境から肌を保護する |
セラミド2 | 高い水分保持機能 人の肌にもっとも多く存在している |
セラミド3 | 水分保持機能 |
セラミド4 | 角質のバリアを保持する |
セラミド5 | 水分保持機能 お肌のキメを整える |
ヒト型セラミドは1種類ではなく、複数の種類が配合されたものを使用するとより効果的です。
エトヴォスの洗顔石けんは3種類、美容液とクリームには5種類のヒト型セラミドが配合されているので、より効果的に乾燥肌対策ができるということになります。
価格 | 使用回数 |
---|---|
初回3,190円(税込) | 1ヶ月分 |
エトヴォスのモイスチャーラインは水分の蒸発を防ぐ成分、5種類のヒト型セラミド配合の他にスクワラン、ホホバオイルやシアバターの保湿効果が高い植物成分で肌がうるおうので保湿重視の方におすすめです。
エトヴォスのモイスチャーラインは、人の肌が持っている成分・セラミドに非常に近い構造の「ヒト型セラミド」がほとんどのアイテムに使われていて、使用した翌朝はお肌がしっとりもっちりとしています。
とくに洗顔石けん・クリアソープバーは、洗顔ネットを使うことでもこもこの濃密な泡がたっぷりとできて、お肌をすっきりと洗い上げてくれるのに、つっぱりやきしみを感じないのが大変魅力的でした。
モイスチャライジングクリームはテクスチャーが固く、脂性肌の私にはやや重く感じましたが、しばらく置くとなじみ、メイクの邪魔にもなりません。