スキンアクアトーンアップUVエッセンスラベンダー(以下、スキンアクアラベンダー)は、透明感のあるブルーと血色感のあるピンクを組み合わせたラベンダーカラーの日焼け止め。
微細パールとラベンダーカラーでお肌にナチュラルなツヤ感と明るさをプラスしてくれると大人気で、アットコスメのベストコスメアワード2019年の日焼け止め部門で第3位に選ばれています。
またSPF50+PA++++と高い紫外線防止効果がありながら、保湿成分配合でしっとり感がある点も人気の理由です。
そんな大人気の日焼け止めを、脂性肌のライターが実際に体験してカバー力や使い方をレポートしていきます。
※この記事での「カバー」「肌を明るく」「トーンアップ」は、メーキャップ効果によるものです。
スキンアクアラベンダーの評判を口コミサイトやSNSで調べてみると、賛否両論さまざまな声が!
日焼け止め効果には特に不満の声は上がっていないようですが、保湿感や使用感・香り・メイクとの相性が注目されているようです。
「しっとりした」と「突っ張った感じ」、「においが気にならない」と「においが独特で苦手」など、使う人によってかなり使用感に差がある印象を受けました。
スキンアクアラベンダーは顔・からだのどちらにも使うことの出来る日焼け止め。
基本的な使い方のポイントと、顔に使用するときの使い方を確認していきましょう。
まずは、顔とからだどちらに使うときにも共通する使い方です。
日焼け止めを塗るときは、少量ずつ手に取るのが大事なポイント。
一気に大量につけてしまうと、ムラになったりベタつき・ぬるつきの原因になったりしてしまいます。
スキンアクアラベンダーは、ラベンダーカラーのついた日焼け止めなので、口コミにも「色が服につく」という声がありました。
塗布するときは、中身が服につかないよう注意しましょう。
日焼け止め効果を保つため、こまめな塗り直しが必要です。特に汗をかいたあとや、タオルで拭いたあとは、塗り直しをしましょう。
スキンアクアラベンダーの魅力のひとつは、せっけん・ボディソープなどの洗浄料で洗い流せるという点。
クレンジングオイルなどを使わなくても、すっきりと落とすことが出来ます。
続いて、スキンアクアラベンダーを顔に使い、メイクをするときの使い方をご紹介します。
スキンアクアラベンダーを日焼け止めとして顔に使う場合、
スキンアクアラベンダー→化粧下地→ファンデ→フェイスパウダーの順で使用します。
スキンアクアラベンダーを塗ったあとにベタつきが気になる場合は軽くティッシュオフしましょう。
また、スキンアクアラベンダーは化粧下地としても使うことが出来るので、その使い方も見ていきましょう。
スキンアクアラベンダーを化粧下地として使うことで、工程をひとつ省けるのでメイクの時短になります。
この使い方をする場合も、ベタつく場合はティッシュオフしてからファンデを塗ってください。
ここからは実際にスキンアクアラベンダーを顔・からだに使ってみた感想をお伝えしていきます。
スキンアクアラベンダーは、ピンクとブルーのグラデーションが綺麗なチューブの容器に入っています。
中身はクリームと乳液の間のようなやわらかい触感なので、軽い力で絞り出すことが出来ます。
絞り出してみると、乳白色にパープルが混じったラベンダーカラーで、ほのかに香りがついています。
「日焼け止め特有のにおいが気にならない」という口コミがあったように、たしかに日焼け止めっぽくない香りだと感じました。
パッケージを確認すると「サボンの香り」とのこと。
口コミに「洗剤っぽいにおい」とありましたが、たしかにそう感じる人もいるかも知れません。香りの持続も短いため、私は特に不快には感じませんでした。
スキンアクアラベンダーを腕に伸ばしてみると、とてもみずみずしい触感ですーっと伸びます。
口コミには「しっとりする」「突っ張った感じがする」とありましたが、私はつっぱり感は特に気にならず、しっとりした使い心地だと感じました。
PA50+PA++++といった紫外線防止効果が高い日焼け止めはきしみを感じることが多いので、このしっとり感はとても嬉しいです。
また、口コミには「ぬるぬる・べたべたする」とありましたが、つけた直後はぬるつきもべたつきも気にならず、しっとりとした触感。
量をつけすぎるとぬるつき・べたつきが生じるので、少量ずつ使うことで不快感を防ぐことが出来ます。
スキンアクアラベンダーは微細パール配合・ラベンダーカラーの日焼け止めのため、メイクアップ効果によって肌を明るく見せてくれると人気。
塗り伸ばしてみるとたしかにツヤ感が出て、肌が若干明るく見えます。
かと言ってパールが強すぎてギラギラしてしまったり、色がつきすぎて白浮きしてしまったりということもなく、自然な仕上がりが魅力的。
「白浮きしない」「肌が明るく見える」「ツヤ感が出る」といった口コミも納得できました。
また、「色が服につく」という口コミが気になったので、ウェットティッシュで拭ってみたところ、軽く押し当てた程度では色はつかなかったのですが、ややしっかり拭うと若干色が移っているのが確認できました。
汗をかいて日焼け止めが落ちやすくなっている状態や、服で何度も擦れると色が移ってしまうこともあるようです。
どうしても気になる場合は、日焼け止めのスキンアクアシリーズには無色のタイプもあるので、そちらに切り替えるのもおすすめです。
塗った直後はべたつき・ぬるつきはなかったのですが、汗をかくと若干ぬるぬるした感じがありました。若干不快感はありますが、しっとり感のある日焼け止めなので仕方ないかな、という印象。
続いて、スキンアクアラベンダーを顔に使ってみました。
まずは何も塗っていないすっぴんの状態と、スキンアクアのみを塗った状態を比べてみます。
劇的に顔色が変わった!という感じはありませんが、メイクアップ効果によって赤みが抑えられ、若干顔が明るい印象に。
毛穴を目立ちにくくするようなカバー力はあまり感じられませんが、ツヤ感が出ることで肌色の暗さが軽減されている感じはありますね。
次に、スキンアクアラベンダーを化粧下地にして、夏向きの崩れにくいタイプのリキッドファンデーションと組み合わせて使ってみました。
スキンアクアラベンダーを化粧下地にしたことで、ファンデをはじいてしまうことも、ファンデが引っかかってしまうことも特にはありませんでした。
カバー力のあるファンデなのですが、スキンアクアを化粧下地にしてもカバー力を感じることが出来ます。
こちらはメイクをしてから6時間が経過した写真。
脂性肌で皮脂が出やすいため、メイク直後に比べるとかなりテカりがあります。
口コミにも「お昼にはテカテカになる」とあったように、皮脂崩れを防止してくれる夏向きの化粧下地などと比べると、テカリ感は気になりました。
皮脂崩れに対応しているファンデだったので、メイクがドロドロ!とまではいかなかったのですが、やや崩れているように感じます。
汗や皮脂でメイクが崩れやすい方や、比較的崩れやすい保湿系ファンデを使う場合は、日焼け止めを化粧下地に使うよりも、日焼け止めと皮脂崩れを防止する化粧下地を併用する方がおすすめです。
からだに塗った時と同様、多少のぬるつきを感じました。
スポンジなどで軽く押さえて、皮脂と一緒にぬるつきを取り除いてからメイク直しをしましょう。
スキンアクアラベンダーはみずみずしいテクスチャーが心地よく、塗り伸ばすときしみや乾燥を感じさせないしっとりとした触感になります。
汗をかくと若干ぬるつきが気になりますが、しっとりした日焼け止めであることを考慮すると我慢できるかな、という程度。
ラベンダーカラーで微細パールが配合されているため、肌にツヤ感を与え、メイクアップ効果によって肌色を明るく見せてくれます。
毛穴などのカバー力は感じられませんでしたが、パールがギラついたり白浮きしたりということもなく、ナチュラルにトーンアップしてくれるのが嬉しいポイント。
化粧下地として使うことも出来ますが、汗・皮脂崩れにはあまり強くない印象があるので、メイクが崩れやすい人はスキンアクア→化粧下地→ファンデの順で使うのがおすすめです。
もちろん日焼け止めとしての効果は高く、通勤・買い物などの外出への使用は特に問題はないと感じました。
スキンアクアラベンダーはとても人気商品で、全国的にほとんどのドラッグストアで取り扱っているようです。簡単に手に入るのは嬉しいですね。
また、ロート製薬の通販サイトでも購入することが出来ますし、ドラッグストアの通販サイト・amazonや楽天といった大手通販サイトでの購入も可能です。
スキンアクアトーンアップUVエッセンスラベンダーは、高い紫外線防止効果がありながら、しっとりとした使い心地の日焼け止め。
ラベンダーカラーと微細パールで、肌をナチュラルに明るく見せてくれます。パールがギラついたり、白浮きしたりしないのが嬉しいポイントですね。
汗をかいたり、皮脂が出たりするとややぬるつきを感じます。しかし、時間が経っても乾燥感がほとんどないので、日焼け止めによる乾燥感が苦手な方に特におすすめです。
日焼け止めを使ったときのきしみが気になる方・お肌を明るく見せてくれる日焼け止めに魅力を感じる方にぜひ使ってみてほしい1本です。