フィルムメーカーの富士フイルムが手掛けるスキンケアブランド、アスタリフト。
その中でも高い人気を誇る、先行美容液のジェリーアクアリスタを30代乾燥肌の私が7日間体験しました。
7日間のトライアルキットで実感できるという、肌への浸透感※とハリやうるおいについて、私が感じた変化と使用感を合わせてレポートします。
今回、アスタリフトのジェリーアクアリスタ体感キットを公式サイトから購入しました。
アスタリフトシリーズでも大人気の先行美容液、ジェリーアクアリスタ(以下ジェリー)を一週間じっくり試せるキットです。
7日間分、朝晩の2回使用なので、個包装されたパウチが14個入っています。
送料無料で1,100円(税込)でした。
商品到着時に同梱されていたのは、ブランドブック、キャンペーンの案内チラシ、モイストローション(化粧水)のサンプルが2回分、そしてクイックガイドです。
クイックガイドには、7日間でジェリーの効果を実感するための、正しい使用量やお手入れの方法が記載されています。
ジェリーはどんなテクスチャーなのか、香りはあるのか気になるポイントを、さっそく使って試してみたいと思います。
パウチから出してみると、まるで本物のゼリーのようでびっくり。
ぷるんとみずみずしい弾力に富んだジェリーです。透き通った、オレンジに近い、少し黄みがかった赤の朱色が印象的です。
ダマスクバラの香りがほのかにして心が華やぎます。
ふわっと香るくらいですし、残り香もないので、香りが苦手な方でもそれほど気にならないと思います。
(左)パウチから出した状態(中)一度すっとのばした状態(右)ハンドプレスでなじませた状態
ぷるぷると弾力のあるジェリーですが、固さがあるというわけではなく、驚くほどの水感があって、のばすとスーッと液体のように広げることができます。
これは顔にのせてもとても気持ちよさそうですね。
ジェリーはそのあとに使うスキンケアアイテムの浸透※を促す、先行美容液です。そのため、スキンケアの最初に使用します。
朝晩の1日2回、洗顔後すぐがジェリーの出番です。
一回量はやや大きめのパール粒大(パウチ1包全量)です。
メーカー推奨の使用方法のように、ジェリーを手のひらに広げて、包み込むようにじっくりと顔になじませていきます。
両手を使って、頬と顎、そして目と額、最後にもう一度頬と顎としっかりとなじませていきます。
私は目元の乾燥が気になっているので、細やかな部分には力の入りにくい薬指の腹を使って優しくなじませました。
ジェリーを肌のせると、発売当初のキャッチコピーもあった通り、肌がジェリーを食べていくかのように、肌のすみずみ※に行きわたっていくように感じます。
※角層まで肌がもちっとなるまでが準備完了のサインということですが、私がもちっと感が得られるまで1分ほどかかりました。
そしてこの、もちっと感なのですが、クイックガイドの使用ステップ3には、肌が手に吸い付くように感じたらと書かれています。
しかし、乾燥でごわつきがちな私の肌では手に吸い付くほどの密着感は得られず。
私には肌表面がしっとり整って肌がほぐれされたようなやわらかさが感じられました。
ジェリーをなじませた肌は、しっとりとした感触ですが、ベタつきはありません。
なお、ジェリー塗布後、すぐに乾燥を感じることはありませんでしたが、時間を置くと、ジェリー塗布による次のスキンケアアイテムの肌なじみのよさをあまり感じませんでした。
なるべく時間を空けずに次のスキンケアステップに進む方がいいでしょう。
ジェリーのあとはいつもお手入れを、ということで、私はジェリーの次に化粧水を使用しました。
ジェリー使用前から使っている化粧水ですが、塗布前にジェリーがあるとないとでは肌なじみが違うことに驚きました。
普段1回分100円玉大を2~3回塗布するのですが、ジェリーが肌になじんでいる状態だと、1回で2~3回塗布したときと同様の質感に仕上がったように感じたのです。
さらに、ジェリーのお試し前に使用していた量でスキンケアを完了してみると、これまで感じなかったような、たぷんとしたたり落ちそうなほどのうるおい感がもたらされました。
これまでのスキンケアがぐっと底上げされているようです。
こんなにケアしたらやりすぎかな、と感じるほどなので、肌の状態をみてジェリーのあとに使うアイテムの量を抑えめにするとちょうどよく感じました。
7日間ジェリーを体験してみて、私は日ごとの肌の変化を感じることはできませんでした。
しかし、ジェリーを体験し始めてから、ジェリーのあとに使用する化粧水や乳液といったアイテムの肌なじみが非常に良くなって、ジェリー体験前よりも少量でも満足のいく質感に整えることができました。
7日間のジェリーを含めたスキンケアを全体で考えてみると、肌表面を整えることでやわらかく、そしてみずみずしい状態に保てたので、満足度はとても高いです。
今のスキンケアに不満はないけれど、物足りなさを感じてしまうという方、手持ちのアイテムでの満足感を高めるのにジェリーの一点投入を試してみてはいかがでしょうか。
同梱物にあった、クイックガイドの裏面にはお手入れチェックシートがあります。
こちらのシートには、ジェリーを体感する7日間の日ごとの肌の変化目安が書かれています。
肌の変化の確認は朝がわかりやすいとも記載されていてとても参考になります。
そして、7日間の使用でシートに書いてあるような変化を感じられたら、ジェリーが肌に合っているサインとして継続使用をうながしています。
私はこちらのチェックシートにあるような日々の変化は感じることはできませんでした。
しかし、変化の目安を確認しながらケアを続けることは、ジェリーの7日間体験をより有用なものにするために大いに役立ちますので、ご参考にしてみてください。
ジェリーアクアリスタは、肌なじみのいい使い心地も大きな魅力ですが、メーカー独自の技術によって、私がほしい成分の効果がより感じられるように処方されているということも声を大にしてお伝えしたいポイントです。
ジェリーは、数多くのベストコスメだけでなく、化粧品でありながら全国発明表彰の発明賞も受賞しています。
この発明賞の対象となったのがヒト型ナノセラミドです。
肌のうるおい保持や整肌作用を持つセラミドが、独自の技術でしっかりと肌のすみずみに届く※処方になっています。
また、そのほかのうるおい成分として、ナノアスタキサンチン、ナノリコピン、3種のコラーゲンとアセンヤクエキスが配合されています。
乾燥肌でうるおいがほしい私にはうれしい成分です。
※角層まで
私は敏感肌でもあって、エタノールが配合された製品だとヒリつきやかゆみ、赤みが出てしまうことがあります。
こちらのジェリーにも全成分表示から、エタノールの配合が確認できましたが、表示が後ろの方でしたので、刺激になるほどの配合量でなかったのか、肌に違和感を覚えることなく使用できました。
(全成分表示は、基本的に配合量の多い順に記載されています)
使用に不安がある方はパッチテストをしてからにするといいでしょう。
ちなみに、ジェリーのクイックガイドにはパッチテストの方法も記載がありました。
洗顔後すぐに使う、ジェリーアクアリスタはスキンケアの満足度を高めてくれる実力派のアイテムでした。
肌の表面をうるおいでほぐし、のちに使うアイテムの浸透※をうながしてくれます。
いまのスキンケアに不満はないけれど、もう少し充実感を得たいという方にぜひお試しいただきたいです。