韓国コスメで今、人気が上がってきているシカクリーム。乾燥肌の筆者も大変、注目しています。
ドクタージャルドやイニスフリーなど各韓国コスメブランドから発売されていますが、今回は、BBクリームやクッションファンで日本でも有名になった韓国コスメブランドの定番、ミシャの「ニアスキンマデカノールクリーム」を検証してみたいと思います。
上記の2ブランドよりも、価格的にも少しお安いミシャのシカクリームの使い心地はどうなのでしょうか?30代乾燥肌の筆者が1週間使ってみた体験レポートをお伝えします。
ミシャは全国的に取扱店も多いですが、ミシャジャパンの公式サイトでも「ニアスキンマデカノールクリーム」の取扱いが無かったため、今回はAmazonで購入しました。
(購入サイトにより、値段の差があります)
●ミシャ ニアスキンマデカノールクリーム 50ml \1,349 送料無料
並行輸入品で韓国からの発送だったので、到着まで1週間~10日ほどかかりました。
見た目は皮膚科でもらう軟膏みたいですね。
「OPENED DATE」と開封日を書くところがあるので、油性マジックで書いておくと、どれぐらいで使い切ったかの目安にもなるし便利です。
キャップを回して開けると、銀紙で封がされていて衛生的です。
手に出してみると、こってりとしたクリームです。
もっと薬っぽい独特のにおいがするのかなと思っていましたが、意外にも匂いは全くなく、無臭でした。香りが強いものが苦手な人にもおすすめです。
ニアスキンマデカノールクリームの使い方としては、通常のクリームと同じように、スキンケアの最後につけます。
筆者は乾燥肌なので、保湿重視のスキンケアアイテムを使用しています。スキンケア順は、導入化粧水の後、保湿力のある化粧水を重ね付けし、美容液、そしてマデカノールクリームという順で使用しました。
緩いクリームではなく、こってり、しっかりしたクリームですが、伸びはすごく良いです。
白残りせず、スッと肌になじんでくれるので、とても使いやすいという印象を受けました。
パール1粒大もあれば、顔全体に薄く伸ばしてつけられます。
使用量を多くしてみたらどうなるのかと思い、手の甲にたっぷり塗ってみたところ、クリームが手の甲に余り、写真でも筋になって残っているのがみてとれます。
反対側の手の平で押さえてみると、余っていたクリームが落ちつき、保湿力が増したように思いました。手の甲全体に油分が十分に行き渡りましたが、てかりが出てきました。
朝の使用時に塗りすぎると肌のテカリが気になるかもしれないので、使用するタイミングで量も調整するとよさそうです。
また自分の肌の状態に合わせてつけ方を変えてもよいでしょう。乾燥が気になる場合なら、顔全体的にパール1粒大よりも少し多めに、顔全体に蓋をするような気持ちで、たっぷりめに使うと、乾燥を防ぐことが出来ます。
テカリが気になったり重たいテクスチャが苦手という場合は、乾燥が気になる部分だけ重ね付けして使用してみてください。
筆者は乾燥肌なので、パール1粒大よりも少し多めに量を取り、顔全体に塗って使用しています。手に余ったものは、乾燥が気になる頬~こめかみにかけて、重ね塗りしています。
こってりと顔全体に膜が張ったような保湿感があって、乾燥肌にはちょうどいいです。
薄めに伸ばすと、肌なじみがよく、つけた後のベタつきは無いです。
ただ、厚めに塗ったり、2度塗りしたりすると、少しべたつきが残ります。手の平で頬を触るとペタっと手の平が吸い付く感じがあり、髪の毛がはりつく程度のべたつきがあります。
マデカノールクリームを使用た翌朝にお肌の状態をチェックしてみたところ、朝までクリームがしっかり肌に残り、保湿してくれていました。
他のクリームでは、夜にクリームを塗ったはずなのに?と思うほど肌が乾燥していたりする時もありますが、マデカノールクリームは朝の洗顔時にヌルヌルを感じるくらい肌にとどまってくれているので、夜の保湿クリームとしても十分に役目を果たしてくれます!
こってりとしたクリームなので、朝のスキンケアで使う場合は、使用量に注意が必要です。
結論から言うと夜はパール1粒分、朝はパール1/2粒以下に抑えるのが理想的です。
夜のスキンケアと同じように、朝のスキンケアでパール1粒分くらい使うと、メイクのりに影響がでました。
リキッドファンデやクリームファンデならクリームも一緒に伸ばしていけるので塗りやすいですが、ファンデーションがいつもよりも伸びてしまうので、ムラになりやすかったです。
パウダーファンデーションは、塗っている時点でよれてきてしまいました。小鼻など、クリームが伸ばしきれず、溜まってしまっているところは、特にファンデーションがうまく付けられず、仕上がりも汚くなってしまいました。
今度は、使用量を減らし、パール1/2粒分にしてみました。
顔全体に薄く伸ばし、メイクが崩れやすい鼻まわりを避けて塗るようにしてみます。
使用量を減らし、十分に薄く伸ばすようにすると、メイクのりはかなり改善されました。
クリームファンデやリキッドファンデでは、マデカノールクリームを塗ったことが気にならない使用感でした。
パウダーファンデーションもよれることなく、つけられましたが、少し粉っぽさが目立つ仕上がりとなりました。
朝のマデカノールクリームを塗ることで、日中の乾燥を防ぐことはできたと思います。
しかし、クリームを塗ったことで油分量は増えるので、いつもよりも夕方のテカリが気になりました。
ニアスキンマデカノールクリームはツボクサ抽出物に含まれるマデカソサイドやパンテノール(ビタミンB5) 、ナイアシンアミド(ビタミンB3)が配合されていて、肌を整えてくれます。
30代乾燥肌の筆者が1週間、夜のスキンケアで使ってみました。
その結果は、乾燥が気にならなくなり、ハリが出てきたように感じます。
1週間の使用では、気になる頬のニキビ跡の赤みの変化は感じられませんでしたが、これからも継続して使用してみたいと思えるアイテムでした。
乾燥肌の私の場合、こってりとしたクリームが顔全体に使用しても丁度良いと感じましたが、べたつきが嫌いな方や脂性肌の方は、少量の使用かピンポイント使いがよいと思います。
価格 | 内容量 |
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オープン価格 | 50ml |
ミシャ ニアスキンマデカノールクリームは、1,500円以内で購入できるプチプラ価格でありながら、お肌を整えてくれる優れもの。
こってりとしたクリームからは想像がつかないほど、伸びが良く肌馴染みも良いテクスチャーが筆者は大変気に入りました。
乾燥肌の方は多めに、脂性肌の方は、少なめにと、使用量を調節することで、どの肌質の方にも使って頂けると思います。並行輸入品で、届くまでに日数は少しかかりますが、シカクリームを試してみたい方は是非、トライしてみてください。